最新のUltra High Definition (UHD)ディスプレイは(4K x 2K)ディスプレイとも呼ばれ、UHD+ディスプレイは(5K x 3K)ディスプレイとも呼ばれます。
UHDディスプレイの公称解像度は、3840 x 2160ピクセル(解像度1920 x 1080の2倍)です。UHD+ディスプレイの公称解像度は、5120 x 2880ピクセル(解像度2.6666 x 1920 x 1080)です。
UHDとUHD+はどちらも、ビデオや写真の画像で驚くほどクリアで鮮明な解像度を実現します。
新しいHDディスプレイが市場に参入するたびに、低解像度ディスプレイから超高解像度ディスプレイに変更したときに画面表示が影響を受けるため、これらのディスプレイに関連する問題が発生します。UHDディスプレイは、標準解像度ディスプレイの2倍から2.6666倍のピクセルを備えています。
これにより、画面は素晴らしく詳細な解像度で表示されますが、固定ピクセル量で設計された画像がとても小さく表示され、見づらくなる可能性があります。これらは、スケーリングの問題として知られています。超高解像度ディスプレイへの変更は、スクリーン パーセンテージで定義された画像には影響しません。
ドキュメントまたはHTMLページにスケーラブルなアイテムとスケーラブルでないアイテムの両方が混在している場合、1920 x 1080ディスプレイでは正しくレンダリングされる可能性のあるアイテムの表示関係に不一致が発生する可能性があります。Microsoft Office 2013/365はスケーリングできるように設計されていますが、Word文書に埋め込まれた画像のサイズがパーセンテージではなくピクセルで定義されている場合、画像は通常よりも小さくレンダリングされます。
これらのディスプレイで報告されている最も一般的な問題は次のとおりです。
サード パーティー製アプリケーションのメニューでも、小さなテキストが表示される場合があります。多くの場合、アプリケーション自体のプログラムにスケーリング オプションがあり、ユーザーがメニューのテキスト サイズを調整できる場合があります。その一例が、Adobe Photoshopです(図1)。
図1: Adobe Photoshopのスケーリング設定の例
デル・テクノロジーズは、サード パーティー製アプリケーション(Adobe、Corel、ゲーム製造元など)のスケーリング機能を制御することはできません。製品のスケーリングに関する問題については、アプリケーションのテクニカル サポート チームに連絡する必要があります。