Dell VxRailでPSUの交換が必要かどうかを判断します
Summary: この記事では、VxRail Manager、vCenter、iDRAC、およびコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して電源供給ユニット(PSU)のステータスを表示し、Dell VxRail PSUの交換が必要かどうかを判断する方法について説明します。
Instructions
方法1：VxRail Managerを使用したコンソールUI
VxRail Manager WebプラグインでPSUが障害発生とマークされると、ユニットが使用できないか、障害状態であると表示される場合があります。vCenterでは、次のメッセージが電源入力と冗長性が失われていることを示しています。
障害が発生した電源供給ユニットを表示するvCenterコンソール
iDRACは、ユニットが障害としてマークされ、電源入力が失われたと示され、イベント タブに同じものが表示されるように反映します。
障害が発生した電源供給ユニットを表示するiDRAC UI
方法2：CLI
影響を受けるノードにPuTTYを使用して接続します。PuTTYを使用して次のコマンドを実行して、障害が発生したPSUを確認します。
/opt/vxrail/tools/ipmitool sdr elist PSU1 Status | E0h | ok | 10.1 | Presence detected, Failure detected PSU2 Status | E1h | ok | 10.2 | Presence detected PS1 PG FAIL | 09h | ok | 7.1 | State Deasserted PS2 PG FAIL | 0Ah | ok | 7.1 | State Deasserted
障害が発生したPSU1のシステム イベント ログ エントリー(存在が検出された、障害が検出された、状態がディアサートされた)
「Failure detected」や「FAIL」状態などのメッセージが表示されます。
上記のケースでは、障害が発生した電源装置はPSU1(上部の電源供給ユニット)です。
ノードで次のコマンドを実行し、電源装置の障害を検索します。
/opt/vxrail/tools/ipmitool sel elist Line 41: 29 | 11/24/2016 | 11:42:11 | Power Supply PSU Redundancy | Redundancy Lost | Asserted Line 42: 2a | 11/24/2016 | 11:42:21 | Power Supply PSU2 Status | Power Supply AC lost | Deasserted Line 42: 2a | 11/24/2016 | 11:42:21 | Power Supply PSU2 Status | Power Supply AC lost | Deasserted Line 43: 2b | 11/24/2016 | 11:42:21 | Power Supply PSU Redundancy | Fully Redundant | Asserted Line 60: 3c | 08/13/2017 | 12:43:08 | Power Supply PSU1 Status | Failure detected | Asserted
障害が発生したPSU1のシステム イベント ログ エントリー(障害検出、アサート)
トラブルシューティング:
電源装置に障害が発生しているかどうかを確認するには、次の記事の手順を参照してください。PowerEdge PSU: サーバーの電源供給ユニットのトラブルシューティング方法このガイドでは、Dell PowerEdgeサーバーの電源装置にハードウェア障害があるかどうかを判断するための詳細な手順について説明します。通常、電源供給ユニットの故障率は低く、ハードウェアに関連しないソフトの問題や断続的な電源装置メッセージが表示されている可能性があります。このケースでハードウェア障害が疑われる場合は、Dellサポートにお問い合わせのうえ、この記事番号を引用して、ハードウェアの交換が必要であることを確認することをお勧めします。
Additional Information
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