リモート デスクトップ サービスには、次の3つのライセンス モードがあります。
ユーザー単位およびデバイス単位のライセンス モードでは、環境内のサーバーをリモート デスクトップ ライセンスのロール サービスで構成する必要があります。また、RD CALを購入し、ライセンス サーバーにインストールする必要があります。
RD CALには2つのタイプがあり、それらを必要とする2つのライセンス モードに対応しています。リモート デスクトップの導入では、1つのライセンス モードを使用する必要があります。ライセンス サーバーは複数の導入をサポートでき、両方のタイプのCALを同時にインストールできます。
RD CALは、リモート デスクトップ ライセンス マネージャー コンソールを使用してインストールされます。同じコンソールを使用して、RD CALを1つのタイプから別のタイプに変換できます。RD CALをインストールおよび変換する方法の詳細については、「Windowsリモート デスクトップのクライアント アクセス ライセンスをインストールおよび変換する方法(英語)」を参照してください。
重要:RD CALはサーバーCALとは別のものであり、またユーザー単位モードとデバイス単位モードがあります。サーバーCALを使用すると、ファイル共有アクセスやアプリケーション ベースのアクセスなど、他の方法でWindowsサーバーにアクセスできます。RD CALとは異なり、サーバーCALはどこにもインストールされません。サーバーCALは、Windows Serverライセンス契約への準拠の証明として保持する必要があります。
リモート デスクトップの導入では、手動でまたはグループ ポリシーを使用して、特定のライセンス サーバーを使用するように設定する必要があります。RDセッション ホストとRDライセンス ロール サービスが同じサーバーにインストールされている場合でも、ライセンス サーバーは自動的に検出されません。ライセンス モードとライセンス サーバーは、サーバー マネージャー、PowerShell、またはグループ ポリシーを使用して設定できます。