この文書では、Dell Networking PowerConnectスイッチでコマンド ライン インターフェイス(CLI)を介してRSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)を実装する方法について説明します。
コマンド |
目的 |
console# configure |
スイッチの設定レベルに入ります。 |
console(config)# spanning-tree mode RSTP |
スイッチのスパニング ツリー モードRSTPをグローバルに有効化します。 |
console(config)# no spanning-tree mode |
スイッチでスパニング ツリーをグローバルに無効化します。 |
コマンド |
目的 |
console# configure |
スイッチの設定レベルに入ります。 |
console(config)# spanning-tree priority 4096 |
スイッチのグローバルなスパニング ツリー優先度を設定します。 範囲は0~61440です。(ステップは4096ずつ) |
エッジ ポート(プリンタ、電話、サーバー、ワークステーションなどの端末デバイスに接続されるポート)はPortfastとして設定することをお勧めします。リンクが立ち上がると、Portfast内のポートはリスニング状態やラーニング状態を経ず、直ちにフォワーディング状態に移行します。
コマンド |
目的 |
console# configure |
スイッチの設定レベルに入ります。 |
console(config)# interface te 1/0/1 |
特定の物理ポート インターフェイスに入ります。 |
console(config)# spanning-tree portfast |
インターフェイスでPortfastを有効化します。 |
console# show spanning-tree
Spanning tree :Enabled - BPDU Flooding :Disabled - Portfast BPDU filtering :Disabled - mode :rstp
CST Regional Root: 80:00:D0:67:E5:A5:7F:C5
Regional Root Path Cost: 0
ROOT ID
Priority 32768
Address D067.E5A5.7FC5
This Switch is the Root.
Hello Time 2 Sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec TxHoldCount 6 sec
console# show running-config interface tengigabitethernet 1/0/1
spanning-tree portfast