Dell OpenManage Enterprise Integration for Microsoft System Center Virtual Machine ManagerとMicrosoft Endpoint Configuration Manager
VMMおよびConfiguration Managerプラグインを使用すると、OpenManage Enterpriseを使用したライフサイクル全体の管理が可能になり、OpenManage Enterprise Advanced+ライセンスでDell PowerEdgeサーバーへのオペレーティング システム導入を実現できます。
OpenManage EnterpriseとMicrosoft Endpoint Configuration Manager (MECM)を統合して、従来のデータ センターでDell PowerEdgeサーバーを管理します。OpenManage EnterpriseとMicrosoft System Center Virtual Machine Manager (SCVMM)を統合して、仮想環境でDell PowerEdgeサーバーを管理します。
VMMおよびConfiguration Managerプラグインのメリット
OpenManage Integrations for Microsoft System Centerは、PowerEdgeサーバーのコンソールベースのネイティブ管理をサポートしており、Microsoft System Centerコンソールである(1) Virtual Machine Manager、(2) Endpoint Configuration Managerとの統合に利用できます。
Microsoft System Center Virtual Machine Manager (SCVMM)との統合により、エージェントフリーのWindowsオペレーティング システムの自動導入が可能になります。
Microsoft System Center for Endpoint Configuration Manager (MECM)(旧System Center Configuration Manager)との統合により、サポートされているPowerEdgeサーバーへのエージェントフリーのWindowsオペレーティング システムの導入が可能になります。自動化されたプロセスにより、ベアメタル状態からPowerEdgeサーバーを構成するために必要な手順、時間、コストを削減できます。
VMMおよびConfiguration Managerプラグインの機能
- シンプルでシームレスな統合:OpenManage Enterpriseと統合することで、データセンター管理者がMicrosoft System Centerコンソール(SCVMMまたはMECM)と接続するための単一のコンソールを提供し、個別のスタンドアロン アプライアンス(レガシー製品が提供)を維持する複雑さを軽減します。
- 統合:OpenManage Enterpriseとの統合により、管理者はレガシー製品と比較して、より多くのOpenManage Enterprise機能とそのプラグイン機能を利用できるようになります。
- 最新のHTML5 UIコンソール:OpenManage Enterpriseと一貫して統合された外観に、UIテクノロジーをアップグレードします。
- 最新のSCバージョンのサポート:詳細については、製品のマニュアルを参照してください。
- プラグインを使用すると、単一のOpenManage Enterpriseコンソールから複数のSCVMMおよびMECMコンソールを管理できます。
- クラスター対応アップデートをトリガーし、SCVMM管理対象クラスター ノードのファームウェアとドライバーをアップデートします。
- OpenManage Enterpriseで、クラスター対応アップデート用のカタログとクラスター ベースラインを作成します。
- SCVMMまたはMECMを使用してリモート ノードにWindowsオペレーティング システムを導入するために、WinPEを準備します。
- OpenManage EnterpriseとSCVMMまたはMECMの間でデバイスの詳細を同期し、両方の環境を最大限に活用します。
VMMおよびConfiguration Managerプラグインのライセンス
Dell OpenManage Enterprise Integration with Microsoft System Centerには、OpenManage Enterprise Advanced+ライセンスが必要です。OpenManage Enterprise Advanced+ライセンスは、Microsoftおよびその他のパートナー統合のためのプラグインを有効にします。
Dell OpenManage EnterpriseのVMMおよびConfiguration Managerプラグインのダウンロードとインストール
OpenManage Enterprise管理者は、[OpenManage Enterprise]>[アプリケーション設定]>[コンソールとプラグイン]ページから、VMMおよびConfiguration Manager (OMEMSSC)プラグインをインストールできます。プラグインは、Dell.comから直接、またはネットワーク共有にダウンロードした後に、インストールまたはアップデートすることができます。詳細については、OpenManage Enterpriseのオンライン アップデートとオフライン アップデートに関するマニュアルを参照してください。
必要条件
- OpenManage Enterprise Advanced+ライセンスが必要です。
- Dell.comからインストールする場合は、OpenManage Enterpriseアプライアンスがdownloads.dell.comにアクセスできることを確認します。
- ローカル ネットワーク共有からインストールする場合は、手動でパッケージをネットワーク共有にダウンロードし、OpenManage Enterpriseの[Update Settings]画面で[Location]をアップデートする必要があります。OpenManage Enterpriseのアップデート設定の詳細については、OpenManage Enterpriseのマニュアルを参照してください。
メモ: インストール操作により、OpenManage Enterpriseアプライアンス サービスが再起動します。
VMMおよびConfiguration Manager (OMEMSSC)プラグインをインストールするには、次の手順を実行します。
- OpenManage Enterpriseで、[アプリケーション設定]>[コンソールとプラグイン]の順にクリックします。[コンソールとプラグイン]画面が表示されます。
- [プラグイン]セクションで、[インストール]をクリックします。複数のプラグインのインストールとアップデートのウィザードが表示されます。
- インストール可能なプラグインのリストから、VMMおよびConfiguration Managerプラグインを選択し、[次へ]をクリックします。
- [ダウンロード]セクションでインストールを選択したプラグインの進行状況を表示し、完了したら[次へ]をクリックします。
メモ: ウィザードが終了すると、ダウンロードは続行されます。
- プラグインのインストールに必要なエンド ユーザー ライセンス契約およびその他のライセンス契約についてお知らせするための同意フォームが、[Review license agreement]セクションに表示されます。[同意する]をクリックし、[次へ]をクリックして続行します。
メモ: すべての契約を読み、同意した上で続行してください。OpenManage Enterpriseにログインしているユーザー数の詳細、進行中のタスク、スケジュール ジョブが[Review and Confirm Backup]セクションに表示されます。
- インストールを確認するには、[プラグインの処理を実行する前にOpenManage Enterpriseアプライアンスのバックアップを取りました]オプションを選択してから、[完了]をクリックします。
インストール動作のステータスが表示されます。プラグインのインストールが正常に完了すると、[プラグイン]セクションの最上部に表示されるステータスが、[Available]または[Downloaded]から[Installed]に変わります。
リソース