Article Number: 000147878
S.M.A.R.T.(自己監視、分析、レポート作成テクノロジー、多くの場合SMARTとして記述)は、ハード ドライブとソリッド ステート ドライブの正常性監視システムで、国際的に標準化されています。
SMARTの主な機能は、差し迫ったハードウェア障害を予測し、障害が発生する前にハードウェアを交換してデータの整合性を維持できるようにすることを目的として、ドライブの信頼性に関するさまざまなインジケーターを検出して報告することです。
Dell EMCは、これらの価値の解釈において、ハードドライブ ベンダーと協力しています。
いくつかのエンタープライズ ハード ドライブのSMARTステータスを確認したところ、ECC(エラー修正コード)訂正率の高い読み取りと検証がいくつかのモデルで観察されました。これらの値を他のハード ドライブと比較した場合、特定のハード ドライブの一部のモデルでは、ECCの訂正がゼロとして報告されるような他のハード ドライブよりもはるかに高いエラー率を示しているように見えることがあります。場合によっては、このエラー率は数百万のECCの訂正として表示され、より多くのI/Oトランザクションが発生すると急速に増加する可能性があります。
このような状況の例を以下に示します。この例は、Linux OSで「smartctl -a /dev/sdX」コマンドを実行することによって収集されました。
図1:エラー カウンター ログ
特定のエンタープライズHDDのモデルの正常性カウンターに関連して特定のお問い合わせがある場合は、サポート担当者に連絡してDell EMCのエンジニアリング チームから回答を得てください。
PowerEdge, C Series, PowerVault, Legacy Storage Models
08 Oct 2021
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