インテルTiger Lake中央処理装置(CPU)を使用しているDellコンピューターの所有者は、断続的なマイクドロップを経験する可能性があります。これは、コンピューターが休止状態、スリープ状態から再開した後、または再起動した後に発生します。
その他の症状は次のとおりです。
この問題は、次のような内蔵マイク付きの周辺機器を使用している場合に発生する可能性があります。
インテル スマート サウンド テクノロジー(ISST)用ドライバーは、Tiger Lake CPUを搭載したコンピューターにインストールされます。
ISSTは、オーディオ、音声、音声のインタラクションを処理するために構築された統合オーディオ デジタル シグナル プロセッサー(DSP)です。ISSTを使用すると、オーディオUSBをCPUからインテルDSPにオフロードできます。
別のCPUを実行しているコンピューターには、Microsoftの受信トレイ ドライバーがインストールされています。MSFTドライバーでは、この問題は発生しません。
この問題は、インテルUSBオーディオ ドライバーが8 KHzの録音パスでスタックした場合に発生すると報告されています。(ただし、デフォルトの録音ビットレートは 16 kHz です。
次の手順では、Tiger Lake CPUとインテル スマート サウンド テクノロジーを使用しているコンピューターでこの問題を解決する方法について説明します。
デバイス マネージャー アプリケーションを開きます。
Windowsキー+Xを同時に押して[電源]メニューを開き、Mキーを押してデバイス マネージャーを開きます。
スタートメニューのロゴを右クリックし、表示されるメニューから[デバイスマネージャー]をクリックします。
Ctrl + Rを押して実行ボックスを開きます。コマンド devmgmnt.msc
」と入力し、Enterキーを押します。
インテル スマート サウンド テクノロジー ドライバーのバージョンを確認し、適切な手順に従います。
デバイス マネージャーでISST OEDドライバーを無効にすることができます。[システム デバイス]を開き、ドライバーを右クリックしてプロパティ ボックスを開きます。[ドライバー]タブをクリックし、[ドライバーを無効にする]をクリックします。(図1を参照)
[ヘッドフォン/マイクの詳細プロパティ]タブの[オーディオ機能拡張を有効にする]の横にあるチェック ボックスをオフにすることができます。サウンド アプリケーションの[再生]でデバイスを右クリックし、[プロパティ]を選択します。(図1を参照)
(図1 :設定画面)
デバイス マネージャーでUSBオーディオ ドライバーのISSTを無効にすることができます。[サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー]を開き、ドライバーを右クリックしてメニューを開きます。[デバイスを無効にする]をクリックします。(図2を参照)。
(図2:デバイス マネージャーの設定)
[Headphones/Microphone Advanced properties]プロパティ タブで、[Hardware Acceleration]および[Signal Enhancements]チェック ボックスをオフにできます。サウンド アプリケーションの[再生]でデバイスを右クリックし、[プロパティ]を選択します。(図3を参照)。
(図3 :サウンド デバイスのプロパティ)