この文書では、Dell Data Security(旧Dell Data Protection)起動前認証環境のログを収集する方法について説明します。
対象製品:
- Dell Encryption Enterprise Self-Encrypting Drive Manager
- Dell Data Protection自己暗号化ドライブ マネージャー
- デルのフル ディスク暗号化
- Dell Data Protectionハードウェア暗号化アクセラレーター
影響を受けるバージョン:
対象オペレーティング システム:
起動前認証(PBA)環境を使用するDell Data Security製品では、起動前認証のトラブルシューティングが必要になる場合があります。問題のトラブルシューティングにはログが必要になる場合があります。
起動前認証ログ ファイルがトラブルシューティングに必要な場合があります。
- ネットワーク接続アイコンには赤色の線が表示されていますが、ネットワークに接続されています。
- ログ ファイルには、問題を追跡するためのDHCPの情報が含まれています。
- サーバー接続アイコンには赤色の線が表示されています。
- ログ ファイルには、サーバー接続の問題を診断するのに役立つ情報が含まれています。
- 正しい認証情報を入力すると、認証に失敗します。
- ログ ファイルとサーバー ログは、問題の診断に役立ちます。
ログ収集プロセスの詳細については、UEFIまたはレガシーBIOSモードのいずれかを選択します。
- FAT32でUSBフラッシュ ドライブをフォーマットします。
- Windowsエクスプローラーから、 フォーマットされたUSBフラッシュ ドライブに移動します。
- ファイル名拡張子を有効にします。
注:ファイル名拡張子を有効にするプロセスはWindowsバージョンによって異なります。
- Windows 10およびWindows 8の場合:Windowsエクスプローラーのツールバーで、[表示]タブをクリックし、[ファイル名拡張子]を選択します。
- Windows 7およびWindows Vistaの場合:Windowsエクスプローラーのツールバーで、[整理]をクリックし、[フォルダーと検索のオプション]を選択します。[表示]タブをクリックして、[登録されている拡張子は表示しない]を選択解除し、[OK]をクリックします。
- Windows XP:Windowsエクスプローラーのツールバーで、[ツール]をクリックし、[フォルダー オプション]を選択します。[表示]タブをクリックして、[登録されている拡張子は表示しない]を選択解除し、[OK]をクリックします。
- Windowsエクスプローラーで右クリックし、[新規作成]を選択してから、[テキスト文書]をクリックします。
- 新しいテキスト ドキュメントに名前を付けます
PBAErr.log
。
注:
- ファイル名では大文字と小文字が区別されます。
- ファイルはUSBドライブのルートに格納する必要があります。
- 影響を受けるコンピュータの電源を切ります。
- USBフラッシュ ドライブを挿入します。
- 影響を受けるコンピュータの電源を入れ、起動前認証にロードします。
- 問題を再現 します。
- USBフラッシュ ドライブを15秒間接続したままにします 。
- USBフラッシュ ドライブを取り外し、Windowsで起動したコンピューターに持ち込みます。
注:PBAErr.log
これで、ファイルに起動前認証からのログが入力されます。
- Windowsを起動したコンピューターから、USBフラッシュ ドライブを 挿入 します。
- Windowsエクスプローラーから、 USBフラッシュ ドライブに移動します。
- Windowsエクスプローラーで右クリックし、[新規作成]を選択してから[フォルダー]をクリックします。
- 新しいフォルダーに名前を付けます
CredantSED
。
注:
- フォルダー名では大文字と小文字が区別されます。
- フォルダーはUSBドライブのルートに格納する必要があります。
- フォルダを
CredantSED
ダブルクリックします。
- Windowsエクスプローラーで右クリックし、[新規作成]を選択してから、[テキスト文書]をクリックします。
- 新しいファイルに名前を付けます
actions.txt
。
注:
- ファイル名では大文字と小文字が区別されます。
- ファイルは フォルダーに保存する
CredantSED
必要があります。
- [
actions.txt
]をダブルクリックします。
- 型:
get environment
get logs
注:
- アクション
get environment
とget logs
は、.txtファイル内の2つの別々の行に配置する必要があります。
- 各行では大文字と小文字が区別されます。
- ファイルを保存して終了します。
- 影響を受けるコンピュータの電源を入れ、起動前認証にロードします。
- 問題を再現 します。
- 準備したUSBフラッシュドライブ を影響を受けるコンピュータに挿入し、30秒間接続したままにします。
- USBフラッシュ ドライブを取り外し、Windowsで起動したコンピューターに持ち込みます。
注:
credpbaenv.tgz
ログ バンドルがCredantSEDフォルダーに作成されます。
- ログ バンドルは
.tgz
、ファイル アーカイブ プログラム(WinZip、WinRAR、7Zipなど)を使用して読み取り可能です。
サポートに問い合わせるには、「Dell Data Securityのインターナショナル サポート電話番号」を参照してください。
TechDirectにアクセスして、テクニカル サポート リクエストをオンラインで生成します。
さらに詳しい情報やリソースについては、「デル セキュリティ コミュニティー フォーラム」に参加してください。