Dellサーバーを
VMware ESXi 6.7 Update 3にアップグレードすると、次のような現象が発生することがあります。
Dell OpenManage Server Administrator (OMSA) 9.3.0もインストールされている場合は、次のような現象が発生します。
- vMotion、スナップショット、メンテナンス モード、vm-power-onなどのホスト上のタスクの失敗/タイムアウト
- 上記のタスクのいずれかを開始すると、ホストがvCenterから切断される
- ESXi Embedded Host Clientにアクセスできない
- esxcliコマンドが応答しない
OMSA 9.3.0とともに
VMware ESXi 6.7 Update 2もインストールされている場合、OMSA接続やモニタリング機能を妨げるサービスはスタートしませんが、ESXiクライアントには引き続き完全にアクセスできます。
OMSAサービスが失敗すると、ESXのCIM Serverサービスの下にロードされる他の管理プロバイダーにも影響する可能性があります。たとえば、Dell EMC iDRAC Service Module (iSM)が機能しなくなり、iDRACステータスがiSMサービスは実行されていないと認識します。
メインのESXi syslogには、次のイベントが記載されます。
sfcb-dcim[2235472]: doLoadProvider: dlopen(/usr/lib/cim/libcmpiTunnelProvider.so) failed, dlerror: libcmpiCppImpl.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory
ESXi 6.7 Update 2やUpdate 3がリリースされるより前にリリースされたDell OpenManage Server Administrator 9.3.0は、サポートされていません。
Dell EMCは、ESXi 6.7 Update 3をサポートするOMSA 9.3.1をリリースしました。ダウンロード可能です。
ESXiバージョンとサーバー モデルに応じて、最新のDell OpenManage Server Administrator vSphere Installation Bundle (VIB)をダウンロードするには、次の手順に従ってください。
- https://www.dell.com/support/home?app=driversにアクセスして、サーバー モデルまたはサービス タグを入力する。
- [ドライバおよびダウンロード]タブをクリックする。
- [オペレーティング システム]を選択する。
- キーワードOMSA
- Dell EMC OpenManage Server Administrator vSphere Installation Bundle (VIB)をESXiのバージョンに応じてダウンロードする。