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RD1000がバックアップ後にカートリッジを排出しない

Summary: この記事では、デバイスがバックアップを実行した後、RD1000内でハード ドライブ カートリッジがロックされるイベントID546の原因について詳しく説明します。

This article applies to This article does not apply to This article is not tied to any specific product. Not all product versions are identified in this article.

Symptoms

概要

RD1000がバックアップを実行したときに一部のメタデータ ファイルが完了せず、ハード ドライブのカートリッジがロックされることがあります。


 


対処方法

これと同様の問題を解決するための手順については、以下を参照してください。

  • RD1000がSATAポートEに接続されていることを確認します。
  • RDXユーティリティーがインストールされており、最新であることを確認します(Dellサポート サイトからダウンロードできます)。
  • RD1000ファームウェアが最新であることを確認します。

これで問題が解決されない場合は、RD1000ドライブをロックしている保留中のファイルがあるかどうかを確認します。これをおこなうにはMicrosoft Process Explorerをインストールして実行し、プロセスまたはファイルが実行されている、またはRD1000ドライブに対してロックされているかどうかを確認します。

RmMetaDataファイルがドライブに関連付けられているためにカートリッジの排出が停止されている可能性が高いです。このシナリオはWindowsイベント ログのイベントID 547によっても識別できます。

:これは、サーバー バックアップのファイル レベル設定を持つNTFSフォーマットされたドライブのみで発生します。$RmMetaDataはNTFS内部データ用で、他のプロセスによってアクセスできません。

これを解決するには、次の2つのオプションがあります。

  1. 影響を受けるボリュームのサーバー バックアップ ポリシーをブロック レベル バックアップとして変更します。つまり、ボリューム全体をバックアップ対象として選択します。
  2. レジストリー キーを設定して、ファイル レベルのバックアップ中にこれらのファイルを除外します。これらのファイルはNTFSファイル システムに使用されるため、無視しても害はありません。
    1. Windowsレジストリー エディタ(regedit.exe)を開きます。
    2. HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\BackupRestore\FilesNotToBackupに移動します。
    3. FilesNotToBackupの下で、IgnoreNTFSという複数行文字列の値に\$Extend\* /sをデータとして追加します。
    4. サーバーを再起動します。

 

Windowsにおけるその他の一般的なバックアップの問題(外部)

Affected Products

PowerVault RD1000
Article Properties
Article Number: 000128344
Article Type: Solution
Last Modified: 10 Apr 2021
Version:  3
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