ネットワークに関する一般的なトラブルシューティング手順には、IPアドレス、ネットマスク、デフォルト ゲートウェイ、およびDNSサーバーの確認などがあります。
デスクトップの右下隅にあるステータス領域をクリックするか、ChromeブラウザーのOmniboxに「chrome:settings」と入力します(図1)。
図1
[設定]をクリックします(図2)。
図2
[インターネット接続]>[Wi-Fiネットワーク]の下にあるドロップダウン ボックス(下向矢印)をクリックします(Ethernetアダプターを使用している場合は[Ethernet])。ネットワーク接続名をクリックします(図3)。
図3
[接続]タブには、Wi-Fiアクセス ポイントおよび関連するいくつかの設定の詳細が表示されます(図4)。
図4
[ネットワーク]タブに、IPアドレス、デフォルト ゲートウェイ、およびDNSオプションが表示されます。DNS設定は、DHCPによって提供されるDNSサーバーを自動的に使用するように変更することも、Google DNSサーバーを使用することも、手動で設定することもできます(図5)。
図5
ネットワーク管理者がプロキシ サーバーを設定していない場合、[プロキシ]タブは適用されません(図6)。プロキシ設定が必要な場合は、ネットワーク管理者に問い合わせることをお勧めします。
図6
代替のIFCONFIG法
Chrome OSはLinuxをベースにしていますが、ifcfgを直接実行する方法はありません。ifconfigを実行した結果は、ブラウザーを開いてOmniboxに「chrome://system」と入力し、次に示すようにifconfigセクションを展開します。これは、IPアドレス、MACアドレス、およびネットワークの統計情報を表示する際に便利です。ただし、デフォルト ゲートウェイまたはDNSサーバーは表示されません(図7)。
図7
他のネットワーク情報を表示する最も簡単な方法の1つは、Omniboxに「chrome://network」と入力することです。これにより、より複雑なネットワークのトラブルシューティングに役立つネットワーク イベントのリストが表示されます。Ctrl+fを押すと、ウィンドウの右上隅に検索ボックスが表示されます。Networkpropertyupdatedを検索して、最新のイベントを探すと、DHCPによって割り当てられたネットワーク プロパティーが下にハイライトされます(図8)。
図8