Windows 11およびWindows 10のディスプレイ設定でハイ ダイナミック レンジを有効にすると、モニターの色が薄く色あせて表示されます。
Windows 11およびWindows 10の[画面のプロパティ]でハイ ダイナミック レンジ(HDR)を有効にしてDellモニターS2418H/S2418HX、S2718D、S2718H/S2718HX、U2718Qで使用すると、HDR以外のすべてのコンテンツ(すべてのWindowsの背景と基本的なアプリケーションを含む)がくすんで色あせて表示されます。
Windows 11およびWindows 10のディスプレイ設定でHDRをオフに構成すると、標準のWindowsアプリケーションの色がくっきりと鮮明に表示されます。
ディスプレイ設定でHDRをオフにして実際のHDRコンテンツを表示すると、色が過剰に飽和し、歪んでしまいます。
[ディスプレイ設定]の[HDR]オプションをクリックした後に同じHDRコンテンツを表示すると、色がくっきりと鮮明に表示されます。
もう一つのHDRコンテンツの表示に関する問題には、ストリーミングHDRコンテンツの再生があります。HDRオンライン ストリーム(YouTubeなど)を使用して再生すると、ビデオが暗くなったりくすんだりする場合があります。同じコンテンツをダウンロードして、ローカル システム上で再生すると、HDRコンテンツはクリアでくっきりと表示されます。以下の図では、左側にローカルのHDRコンテンツと、右にオンライン ストリーミングを示しています。
どちらの場合も、DellモニターS2418H/S2418HX、S2718D、S2718H/S2718HX、U2718QのHDR機能は設計仕様内で機能します。
Windows 11およびWindows 10の画面プロパティでHDRが有効になっている場合、システムの背景、デスクトップ、メニューなど、HDR以外のコンテンツがくすんでフラットに表示されます。実際のHDRコンテンツのみが正常に表示されます。
HDRコンテンツを視聴する場合のみ、ディスプレイ設定でHDR機能を有効にすることをお勧めします。コンテンツの表示が完了したら、HDRのトグルをオフの位置に戻すと、システムが通常の表示に戻ります。
HDRコンテンツが表示されるはずのないように見えるストリーミングHDRコンテンツが発生した場合(上の画像を参照)、HDRコンテンツをローカルのシステムにダウンロードすることをお勧めします。ローカル システムから再生すると、HDRストリーミングの問題は発生しません。