LTO-9テープ ドライブにLTO-9メディアを最初にロードすると、メディアを使用できる状態になるまでに長い時間がかかる場合があります。また、以下を報告する場合もあります。
この間、バックアップ ソフトウェアとオペレーティング システムで、ドライブに対する操作でコマンド タイムアウトが発生する場合があります。
新しいLTO-9メディアがドライブ内でスタックしているように見える場合があります。
新しいメディアを別のLTO-9ドライブにマウントしても、新しいメディアを使用する準備が整うまでの時間は短縮されません。
この間、1文字ディスプレイ(SCD)では、スタンドアロンLTO-9ドライブの前面パネルに小文字の「c」が表示されます。
メモ:この間、緑色のアクティビティーLEDが1 Hz間隔で点滅し、アクティビティーを示します。
LTO9テープにデータを書き込むために使用されるトラック数が増えると、より高い精度が必要になります。
メディアの最適化では、LTO-9 テープ ドライブへのテープの最初のロード時に、各カートリッジの参照キャリブレーションが作成されます。
メディアの最適化により、テープ ドライブのインテリジェントなアラインメントが可能になり、個々のメディアのデータ配置が最適化されます。さらに、LTO-9メディアの最適化により、LTO-9メディアの長期的な耐久性が向上します。
メディアのキャリブレーションが正常に完了すると、その後のロードはすべてのLTO-9ドライブで通常の期間になります。 メディアの最適化では、LTO-9 カートリッジから LTO-9 テープ ドライブへの最初のロードごとに平均 40 分かかります。
注:ほとんどのメディアの最適化は60分以内に完了しますが、一部のメディアの最適化には最大2時間かかる場合があります。
注意:メディア最適化プロセスを中断しないでください。
図1 PowerVault LTO9テープ ドライブ
図3 LTO-9の調整状態を示すML3管理インターフェイス
図4。 ML3メディア最適化で不明の表示
場合によっては、コード レベルN9B0およびN9B1でLTO9ドライブでメディアの最適化(キャリブレーション)が完了した後、メディアのステータスが「NA」と表示されることがあります。図5 ML3メディア最適化の表示(該当なし)
メディアがアンロードされ、2 回目にロードされるまで、ステータスは変更されません。2回目のロード後、ステータスは[Media Optimized: はい」。図6ML3メディア最適化がYesとして報告されました。
メモ:LTO-9メディアのフル フォーマットが実行された場合、フル フォーマット後の最初のロードでも同じメディア最適化操作が実行されます。