Windowsの一般的なトラブルシューティング手順では、イベント ビューアーでログを確認したり、Windows Debugger(windbg)やその他のユーティリティーを使用してダンプ ファイルを分析したりします。
Chromeには、Chromeブラウザーで表示できるイベントログもあります。これらのログは、Linuxを使用するアナリストにはおなじみのはずです。これらのログを解釈する方法は、 Google ログ アナライザーを使用することです。
一般的なChromeデバイスログの収集
一般的なデバイスログを収集するには、次の2つの方法があります。
- オプション 1 - Chrome バージョン 120 以降でのみ使用できます。
- 影響を受けるデバイスで、アドレス バーに 「chrome://support-tool 」と入力します。
- [問題の説明] ページで、次の操作を行います。
- (オプション)サポート チケットIDを入力します。
- (オプション)メールアドレスを入力します。
- (オプション)問題の説明を入力します。
- 「Continue(続行)」をクリックします。
- リストの下部にある [ すべて選択] をクリックします。
注:特定のログの収集を求められない限り、すべてのログを収集してサポート チームと共有することをお勧めします。
- 「Continue(続行)」をクリックします。
- ログで収集された個人情報を確認します。収集されたファイルに情報を保持したり、カテゴリ別に削除したりできます。
- [Export]をクリックします。
- ログ ファイルを作成するフォルダーを選択します。
- 「Save(保存)」をクリックします。新しい.zip ファイルは、選択したフォルダー内のデバイスに作成されます。その後、Log Analyzerまたはサポート チケットにアップロードできます。
- オプション2
- 対象のデバイスで、アドレス バーに 「chrome://network 」と入力します。
- 上部の [ネットワーク ログ] をクリックします。
- Optionsで、次のチェックボックス オプションを選択します。
- ポリシー構成を含むpolicies.jsonファイルを含める
- debugd によって収集されたすべてのログファイルを個別のアーカイブとして含める
- Chrome のログファイルをアーカイブに含める
- [Store system logs]をクリックします。デバイスのダウンロード フォルダーに新しい.tgzファイルが作成されます。その後、Log Analyzerまたはサポート チケットにアップロードできます。
ネットワーク ログの収集
再現した問題が一般的なログに記録されないことがあります。正しいタイプのデバッグを有効にして、問題をキャプチャする必要があります。
- 対象のデバイスで、アドレス バーに 「chrome://network」と入力します。
- 上部の [ネットワーク ログ] をクリックします。
- [ネットワーク デバッグ] で、正しいデバッグ モードを選択します。
- 新しいタブを開き、問題を再現します。
- 完了したら、元のタブに戻ります。
- Optionsで、次のチェックボックス オプションを選択します。
- 送信されたsystem_logs.txtファイルをフィードバック レポートに含める
- debugd によって収集されたすべてのログファイルを個別のアーカイブとして含める
- (オプション)Optionsで、必要に応じて追加のチェックボックス オプションを選択します。
- [Store System Logs]をクリックします。ダウンロード フォルダーから外部ストレージにログをアップロードまたはエクスポートします。その後、 NetLog Viewer または サポートチケットにアップロードできます。