Dell OpenManage Update Managerのサポート
- Dell OpenManage Enterpriseへのプラグイン
- OpenManage Enterpriseからのデバイス インベントリーを使用したカスタム リポジトリーの作成
- リポジトリーとの間のコンポーネントまたはバンドルのインポートまたは削除。
- 新しいコンテンツがDellのオンライン ソースまたはオフライン ソースで使用可能な場合に、リポジトリーをアップデート。
- OpenManage Enterpriseプロキシを構成し、リポジトリーのストレージ アラートを管理します。
Dell OpenManage Enterprise Update Managerは、Dell OpenManage Enterpriseコンソールへのプラグインです。これを使用すると、IT管理者は、iDRACまたはWindowsオペレーティング システムを介してOpenManage Enterpriseで管理されるデバイスのリポジトリーを作成および管理できます。このプラグインは、OpenManageポートフォリオの重要な要素であり、シームレスな統合を実現します。
Dell OpenManage Enterprise Update Managerのメリット
Update Managerを使用すると、次のように最新のファームウェアとソフトウェアを使用してお使いのシステムを最新の状態に保ちます。
- システムを更新するために、リポジトリーを最新の状態に維持。
- リポジトリー内にあるカタログの手動または自動アップデートが可能。
- アップデート パッケージのインポートまたは削除によるリポジトリーのカスタマイズ。
- リポジトリー内のコンポーネントのファームウェアをアップデートするために使用できる、リポジトリーのベースラインを生成。
リポジトリーは、システム バンドルとそれに関連付けられているDell Update Packages(DUP)で構成されています。システム バンドルは、同一のターゲット プラットフォームに適用され同じ形式になっている関連するアップデートを調整するためにグループ化できるソフトウェア コレクションです。Dell Updateパッケージ(DUP)は、標準パッケージ形式の自己完結型実行可能ファイルであり、DellサーバまたはDellストレージのBIOS、デバイスドライバ、ファームウェアをはじめとするソフトウェアアップデートなどの特定ソフトウェア要素のアップデートを行います。これらのバンドルおよびリポジトリーは、複数のファームウェア アップデートの同時導入を可能にします。Update Managerは、.EXE形式のDell Update Packages (DUP)をサポートしています。
Dell OpenManage Enterprise Update Managerの機能
- OpenManage Enterpriseのデバイス インベントリーを使用して、カスタム リポジトリーを作成します。
- ソリューション カタログ(ESXi、Azure Stack、および検証済みMXスタックなど)の使用を含む
- ネットワーク上の場所にある、DRMにより作成されたカタログおよびServer Update Utilityカタログの使用を含む
- リポジトリーからコンポーネントまたはバンドルを削除します。
- リポジトリーにコンポーネントをインポートします。
- 新しいコンテンツがDellのオンライン ソースまたはオフライン ソースで使用可能な場合の、リポジトリーの自動アップデート。
- OpenManage Enterpriseプロキシを構成し、リポジトリーのストレージ アラートを管理します。
Dell OpenManage Enterprise Update Managerの拡張機能
デル・テクノロジーズは、OpenManage Enterprise New Update Managerを改良し続けています。
OpenManage Enterprise Update Managerバージョン1.5の新機能
- OpenManage Enterprise 4.0のサポート
- リポジトリーの更新には、削除されたコンテンツは含まれません。
- グループまたはコンポーネントの変更時のリポジトリーの更新。
- リポジトリーの比較
- リポジトリーのバージョンの比較
- リポジトリーと利用可能な最新カタログの比較
- csv形式での比較レポートの作成
拡張機能、制限事項、修正された問題、既知の問題の完全なリストについては、『OpenManage Enterprise Update Manager Release Notes』を参照してください。
1.4の拡張機能
OpenManage Enterprise Update Managerバージョン1.4の新機能
- OpenManage Enterprise 3.10.xのサポート
- OpenManage Enterpriseのバックアップ/リストアのサポート。
1.3の拡張機能
OpenManage Enterprise Update Managerバージョン1.3の新機能
- OpenManage Enterprise 3.9のサポート
- 高度なページネーション
OpenManage Enterprise Update Manager 1.1の新機能
- 以下のスコープベースのアクセス制御のサポート:
- リポジトリーの作成
- リポジトリーの表示
- リポジトリーの更新またはアップデート
- リポジトリー名とベースライン名を編集。
- あるデバイス マネージャーから別のデバイス マネージャーにリポジトリーの所有権を移動。
- ストレージ設定の機能拡張により、10 GBを超えるストレージを提供。
- ユーザー インターフェイスの機能拡張による操作性の向上。
拡張機能、制限事項、修正された問題、既知の問題の完全なリストについては、『OpenManage Enterprise Update Manager Version 1.0 Release Notes』を参照してください。
OpenManage Enterprise Update ManagerおよびOpenManage Enterpriseのロール ベースの権限
Dell EMC OpenManage Enterprise Update Managerは無償で使用できます。次の表に、ロール ベースの権限に依存する機能の概要を示します。
Update Managerのロール ベースの権限
以下の表に、Update Managerユーザーのロールの権限を示します。
機能 |
Administrator |
デバイスマネージャ |
ビューアー |
Update Managerのインストールまたはアンインストール |
許可 |
許可されない |
許可されない |
Update Managerの有効化または無効化 |
許可 |
許可されない |
許可されない |
プロキシの構成 |
許可 |
許可されない |
許可されない |
環境設定の構成 |
許可 |
許可されない |
許可されない |
リポジトリーの作成 |
許可 |
許可 |
許可されない |
リポジトリーの作成 |
許可 |
許可 |
許可されない |
アップデート パッケージのインポート |
許可 |
許可 |
許可されない |
リポジトリー、バンドル、またはアップデート パッケージの削除 |
許可 |
許可 |
許可されない |
リポジトリーの更新 |
許可 |
許可 |
許可されない |
リポジトリー ダッシュボードの表示 |
許可 |
許可 |
許可されない |
リポジトリーの表示 |
許可 |
許可 |
許可されない |
OpenManage Enterpriseのロール ベースの権限
次の表は、Update Managerユーザーに必要なOpenManage Enterpriseの機能を示しています。
機能 |
Administrator |
デバイスマネージャ |
ビューアー |
ベースライン コンプライアンス レポートを使用したファームウェアのアップデート |
許可 |
許可 |
許可されない |
アップデートの設定 |
許可 |
許可されない |
許可されない |
アラート ポリシーの作成 |
許可 |
許可 |
許可されない |
Dell OpenManage Enterprise Update Managerのダウンロードとインストール
Update Manager 1.5は、 Dell OpenManage Enterprise (最小バージョン4.0)のプラグインです。このプラグインをダウンロードしてインストールまたはアップグレードするには、次の手順を実行します。
[Console and Plugins]ページの[Update Settings]を使用して、プラグインを検出します。次に、[Consoles and Plugins]ページの[Update Manager]セクションからプラグインをインストールするか、以前のバージョンからアップグレードします。
Update Managerの設定をインストールおよび構成するには、管理者権限が必要です。
- Update Managerプラグインへの接続
- Dell EMC OpenManage Enterpriseを起動します。
- [アプリケーション設定]メニューから、[コンソールとプラグイン]を選択します。[コンソールとプラグイン]ページが表示されます。
- [Update Settings]をクリックします。
- [Manual]を選択します。このオプションを使用すると、指定されたソースからのアップデートを手動で確認できます。
Update Managerの検出では、自動アップデートはサポートされていません。
- アップデートを適用するソース(オンラインまたはオフライン)を選択します。
- [適用]をクリックします。
プラグインを検出した後、Update Managerを手動でインストールする必要があります。
- Dell EMC OpenManage Enterpriseを起動します。
- [アプリケーション設定]メニューから、[コンソールとプラグイン]を選択します。[コンソールとプラグイン]ページが表示されます。
- [Console and Plugins]ページで、Update Managerの[Install]オプションをクリックします。[プラグインのインストール]ウィンドウが表示されます。
- [Download Plugin]をクリックします。プラグインがダウンロードされ、ダウンロードのステータスが表示されます。
- [Install]をクリックします
Update Managerを[Plugins]に表示するには、OpenManage Enterpriseアプライアンスを再起動する必要があります。
- OpenManage Enterpriseから、[Applications Settings]、[Consoles and Plugins]の順に移動します。
- [Update Settings]をクリックし、必須入力フィールドを選択します。
- [Consoles and Plugins]ページの[Update Manager]セクションに移動し、[Update Available]をクリックします。
- [Download Update]をクリックします。アプライアンスが再起動し、プラグインがアップデートされます。ただし、プラグインは無効な状態のままです。
- [Enable]をクリックして、プラグインを有効にします。
Dell OpenManage Enterprise Update Managerのリソース
コミュニティ
OpenManage Systems Managementコミュニティーに参加すると以下を利用できます。
- 質問と回答を掲載する提示版
- 記事を読んでコメントするブログ
- 製品を向上させるためのアイデア交換、および他のコミュニティー メンバーが投稿したアイデアへの投票
- その他
マニュアル
最新のマニュアルについては、Dell OpenManage Enterprise Update Managerの文書を参照してください。
ビデオ
『OpenManage Enterprise and FlexSelect Plugin Architecture』
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