WD15またはDS1000を使用するUSB Type-C DPのみ(Thunderbolt以外)接続のKaby Lakeシステムで外部ビデオがブランクすることがある

Kaby LakeベースのシステムでUSB Type-C DisplayPort(Thunderbolt非対応)接続とWD15またはDS1000ドッキング ステーションを使用している場合、外部モニターに何も表示されない、または点滅することがあります。これは、ドッキング ステーションに有線ネットワーク接続が接続されている場合にのみ発生します。

この問題が発生する可能性があるシステムの現在のリスト

• Latitude 7x80(Thunderbolt非対応構成)
• Latitude 5x80(Thunderbolt非対応構成)
• Latitude 5289および7389

ファームウェア アップデート バージョン1.0.0.8がインストールされていることを確認します。このファームウェアは問題の解決策ではありませんが、Kaby Lakeシステム用にアップデートする必要があります。これは、該当するシステムの 「ドライバーおよびダウンロード」Webサイト およびWD15のダウンロード セクションで入手できます。

この問題の解決策として、2つのオプションを使用できます。最新の Realtek USB GBE Ethernetコントローラー ファームウェア ユーティリティー を 「ドライバーおよびダウンロードWebサイト 」からダウンロードするか、次の手動手順に従ってください。これら2つのオプションは、Ethernetアダプターのセレクティブ サスペンドを無効にします。

手動による手順(図1):

1. デバイス マネージャーを開きます(Windowsボタンを右クリックし、[デバイス マネージャー]をクリックします)

2. ［ネットワーク アダプター］カテゴリーを展開します。

3. [Realtek USB GbE Family Controller]を右クリックし、[プロパティ]を選択します

4. 「Advanced（詳細設定）」タブをクリックします。

5. メニューで[セレクティブ サスペンド]を選択し、[値]を[無効]に設定します。

6. [OK]を押して、システムを再起動します。

図1: セレクティブ サスペンドを無効にする手順。