Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerのサポート

Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center

Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center (WAC)は、Microsoft Windows Admin Centerの拡張機能です。Microsoft Windows Admin Centerは、個々のWindows Server、クラスター、およびハイパーコンバージド インフラストラクチャのトラブルシューティングと管理を提供する、軽量のブラウザー ベースのアプリケーションです。Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center拡張機能を使用すると、Windows Serverを実行しているPowerEdgeサーバーのライフサイクル管理をサーバー レベルで合理化できます。さらに、Dell Integrated System for Microsoft Azure Stack HCI (hyperconverged infrastructure)のAXノード パートおよびAXノードに基づいたクラスター、Microsoft Window ServerおよびHyper-V向けDell HCIソリューションのStorage Spaces Direct Ready Nodeパート、オンプレミスおよびAzureハイブリッド環境を実行しているPowerEdgeサーバーに基づいたフェールオーバー クラスターのライフサイクル管理もサーバー レベルで合理化できます。ライフサイクル全体を通して、PowerEdgeサーバー、クラスター、Dell Microsoft HCIソリューションをリモートで管理することにより、IT管理者のタスクを簡素化します。

Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerの機能およびメリット

機能

• Microsoft Windows Admin Center内からのコンポーネント レベルの情報を含む、ノードの正常性、ハードウェア インベントリー、およびiDRACインベントリーの統合ビュー
• PowerEdgeサーバーとMicrosoft HCI向けDellソリューションのインベントリー表示
• 拡張機能内のハードウェア アラートの設定と表示
• システムの正常性とステータスを示すダッシュボード ビューによる問題のトラブルシューティング
• ワークロードへの影響をゼロに抑えながら、BIOS、ドライバー、ファームウェア、システム管理アプリケーションをアップデートするクラスター対応アップデート(CAU)
• Dellオンラインおよびオフライン カタログを使用したシステム アップデートとCAU（接続済み、オフライン、およびエッジのシナリオをサポート）
• Windows Admin Center内からiDRAC情報を表示し、iDRACコンソールを起動
• コンプライアンスのために、デル・テクノロジーズが推奨するHCIおよびフェールオーバー クラスター構成をAzure Arcにオンボード
• Dellのクラスター固有の推奨事項を使用してHCIストレージを拡張
• HCIクラスターのAzure Stack HCI認定バッジ
• 物理ディスクの位置確認、物理ディスクを点滅させる機能、ディスクとコントローラー間の相関

メリット

• サーバーとクラスター環境を直接管理することにより、運用効率と柔軟性を合理化
• Microsoft Windows Admin Centerとのネイティブ統合により、統一されたWindows Server、Azure Stack HCI、クラスター、ハードウェア レベルの管理を1つのコンソールで提供
• サーバー、フェールオーバー クラスター、Azure Stack HCI - AXノード、Storage Spaces Direct Ready Nodeのリアルタイム監視とライフサイクル管理
• OpenManage統合によって生産性を向上させることにより、ハイブリッド環境を自動化

Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerに含まれるスナップイン

Windows Admin CenterのAXノードを使用してAzure Stack HCIクラスターを導入する際に、OpenManage Integrationスナップインを使用すると、Windows Admin Centerを使用してAzure Stack HCIクラスターを作成しながらターゲット ノードをアップデートできます。この機能は、選択したノードのハードウェア構成をDell推奨のハードウェア構成に準拠させるのにも役立ちます。

OpenManage Integrationスナップインのフル スタック クラスター対応アップデート機能を使用して、ハードウェアのアップデートを実行します。Windows Admin Centerで利用可能なオペレーティング システムのアップデートに加えて、Dell Integrated System for Microsoft Azure Stack HCI（Azure Stack HCIとも呼ばれる）クラスター ノードのファームウェア、BIOS、ドライバーをアップデートします。

Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerの機能強化

デル・テクノロジーズは、Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerを改良し続けています。

• OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 3.3の新機能
  • WAC 2410で導入された.Net CoreとAngular 15を使用した、モダナイズされたゲートウェイ フレームワークのサポート。
  • 15Gおよび16G PowerEdgeサーバーでWindows Server 2025 OSをサポート。
  • Dell iDRACベースのハードウェア アラートをAzure Log Analytics Workspaceにプッシュし、それらにアラート ルールを設定するAzureアラート設定機能。
  • iDRACおよび拡張ログをダウンロードするための診断機能。
  • 保証機能は、プロキシ設定でもサポートされるようになりました。
  • ポリシーのバージョン維持を目的とする、Azureポリシーのオンボーディングでの除外ポリシーの作成はなくなりました。これらのバージョンは、既存のポリシーのメタデータを使用して維持されるようになりました。
  • ハードウェア構成ポリシーのコンプライアンス ロジックが強化され、1つ以上のノードがダウンした場合でもHCIクラスターのコンプライアンス レポートが読み込まれるようになりました。
  • その他、いくつかの不具合の修正と機能強化。
• OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 3.2の新機能
  • ハードウェア アラート：OMIMSWAC内でハードウェア アラート（PowerEdgeサーバー、AXノード、フェールオーバーおよびHCIクラスター）を設定および表示するオプションを導入
  • フィードバック：OpenManage Integration拡張機能チームに直接フィードバックできるオプションをユーザーに提供
  • TLS 1.3のサポートによるセキュリティの向上
  • WAC 2311 GAをサポート
  • 拡張機能
    • ハードウェア アップデートの進行状況の詳細を表示し、情報を分析
    • クラスターの完全なハードウェア アップデート履歴を表示
    • サーバーとクラスターのライフサイクル管理の動作条件チェックの強化、オプトインで修正する動作条件チェックへの警告カテゴリーの導入
    • 選択されたノードのみのディスクをメンテナンス モードにする一方で、選択されていないノードの動作が中断されないようにすることで、Windows Server HCIクラスター アップデート(Windows Server 2019)の機能を強化
    • DSU、IC、およびDell Repository Manager (DRM)カタログが配置されている共有パスにアクセスするために、カスタム認証情報の代わりに［管理に使用する資格情報］を提供できるようになりました。
• OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 3.1の新機能
  • PowerEdgeサーバーとシングル ノードHCIクラスター向けのAzureハイブリッド統合：
    • PowerEdgeサーバー向けのDellサーバー構成プロファイル(SCP)ポリシーと、シングル ノードHCIクラスター向けのHCI構成プロファイル(HCP)ポリシーをAzure Arcにオンボードして、デル・テクノロジーズが推奨するベスト プラクティスに基づいてAzureのコンプライアンス ステータスを判断します。
  • PowerEdgeサーバーの構成に関する推奨事項：
    • Dellサーバー構成プロファイル ポリシーに基づいて、14G以降のPowerEdgeサーバー向けの構成コンプライアンスと自動または手動修復オプションを提供します。
  • シングル ノードHCIクラスター機能の有効化：
    • HCPポリシーを使用してシングル ノードHCIクラスターを検証および修復（手動再起動による）する機能であり、クラスターの耐久性とパフォーマンスを向上し、HCIクラスターのライフサイクル全体を通して、Dellの推奨構成に準拠した状態を保てます。
  • サーバーのBitLockerの自動処理：
    • Azure Stack HCI 22H2以上のオペレーティング システムを搭載したAXノードで、拡張機能から再起動がトリガーされると、再起動前にBitLocker（オペレーティング システムのボリュームで実行されている場合）を自動的に一時停止し、再起動後に再開します。
  • サーバーのスケジュール設定済みアップデート：
    • PowerEdgeサーバーおよびAXノードで、ハードウェア アップデートの将来の日時へのスケジュール設定が可能。
  • サーバーのセキュア コア サポート：
    • 15G以上のPowerEdgeサーバーおよびAXノードで、インフラストラクチャを保護するセキュア コア機能の有効化に対応
  • フェールオーバー クラスターのCPUコア構成のサポート：
    • 14G以降のPowerEdgeサーバーから作成されたフェールオーバー クラスターでCPUコアを分散できます。
  • サーバーおよびクラスター ノードの保証情報：
    • PowerEdgeサーバーおよびAXノードの全体的な保証ステータスと資格に関する詳細と、保証の更新、アップグレード、または延長のリンクを提供します。
  • FPGAインベントリーのサポート：
    • サーバーに追加されたFPGAカードとフェールオーバーに関する情報と、15G以上のPowerEdgeサーバーまたはAXノードから作成されたHCIクラスターに関する情報を提供します。
  • さまざまな機能拡張：
    • HCPコンプライアンスとAzure統合のために、HCIクラスター内でインテルE810ネットワーク アダプターのRDMAプロトコルをサポートします。
    • ノードにAzure Stack HCI 22H2以降のオペレーティング システムが搭載されている場合、HCIクラスターの拡張は2ノードから許可されるようになりました。
    • コンポーネント セクションに［No Information Available］と表示されている場合、［Health］と［Inventory］のコンポーネントに対するツールチップに詳細な理由が表示されるようになりました。
    • 最新の16Gプラットフォームの有効化。
  • SDL 7.0の「標準」成熟度レベル。
• OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 3.0の新機能
  • フェールオーバー クラスター向けAzureハイブリッド統合
    • フェールオーバー クラスター向けDellサーバー構成プロファイル(SCP)ポリシーをAzure Arcにオンボードし、デル・テクノロジーズが推奨するベスト プラクティスに基づいてAzureのコンプライアンス ステータスを判断します。

• 前提条件チェックの自動化
  • サーバー クラスター接続の統合チェックにより、管理および監視操作のすべての動作条件が満たされていることを確認します。
  • シームレスなライフサイクル管理操作を実現するために、自動化された修復または管理ガイド付きの修復が含まれます。

• UIの改良
  • レイアウト、ナビゲーション、ユーザー タッチ ポイントが改善された新しいUIを起動します。
• Microsoft Windows Admin Centerバージョン2211のサポート
• Azure Stack HCIオペレーティング システム22H2のサポート

拡張機能と制限事項、修正された問題、既知の問題の完全なリストについては、『Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center Version 3.0 Release Notes』を参照してください。

OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 2.3の新機能

• AzureポータルからのAzureハイブリッド管理
  • Dell - Azure Arc間のハイブリッド統合により大規模な管理を実現
    • Azureハイブリッド管理プレーンの統合 - Dell HCI構成プロファイル - Azureポータル/Azure Arcからの大規模なクラスター コンプライアンス/ドリフトのポリシー

• Windows Admin Centerからのオンプレミス管理
• HCPコンプライアンスと修復
  • 推奨されるベスト プラクティスとしてDell HCPに基づくAzure Stack HCIクラスター コンプライアンス、クラスター対応の方法で非準拠の構成を自動的に修復します。

• MSFT HCIソリューションのストレージ拡張
  • HCIクラスター ストレージを拡張するためのDellのクラスター固有の推奨事項
• SCPコンプライアンスと推奨事項
  • 推奨されるDellサーバー構成プロファイルに基づいてPowerEdgeベースのフェールオーバー クラスター ハードウェア構成コンプライアンスを確認し、クラスター対応の方法でハードウェア構成を自動的に修復します。
• シングル ノードHCIクラスター（プレビュー）
  • インフラストラクチャのアップデートのためにサーバー マネージャーからHCIシングル ノード アップデートを有効化します。
• Microsoft Windows Admin Centerバージョン2110.2のサポート

拡張機能の詳細なリスト、制限事項、修正された問題、既知の問題については、『OpenManage Integration Version 2.3 with Microsoft Windows Admin Center Release Notes』を参照してください。

2.2の機能拡張

OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 2.2の新機能

• インフラストラクチャ ロック機能（「iDRAC9 System Lockdown: Preventing Unintended Server Changes」を参照）。
  • Azure Stack HCI、Windows Server HCI、フェールオーバー クラスター、PowerEdgeサーバーなど、意図しない変更に対するインフラストラクチャ ロックを有効にして、インフラストラクチャを保護します。
  • この機能を有効にすると、インフラストラクチャがアップデートや構成の変更に関連してBIOS、iDRAC、ファームウェア、ドライバーに意図しない変更を加えることを防ぐことができます。

• Microsoftのセキュアコア サーバーでインフラストラクチャを保護します。

• DellインフラストラクチャのSecured-coreサーバーを有効にする機能。
• OpenManage Integrationからクラスター対応の方法でBIOSレベルでセキュア コア サーバーを使用して、高度なハードウェア保護を実現します。
• Microsoft WACセキュリティ ツール、拡張機能、OpenManage Integrationを活用したオペレーティング システム機能と組み合わせることで、Dellインフラストラクチャは現在および今後の脅威に対して最大限に保護されます。
• Windows Server 2022およびフェールオーバー クラスターのサポート。Windows Server 2022 HCIおよびAzure Stack HCIのサポートは間もなく提供開始されます。
• Azure Stack HCI、バージョン21H2のプレビュー（限定）サポート。完全なサポートが間もなく提供されます。
• Microsoft Windows Admin Centerバージョン2110およびMicrosoft Windows Admin Centerバージョン2103.2のサポート
• サーバー、HCI、クラスターのアップデート操作のコンプライアンス レポートをCSV形式でエクスポートします。

拡張機能の詳細なリスト、制限事項、修正された問題、既知の問題については、『OpenManage Integration Version 2.2 with Microsoft Windows Admin Center Release Notes』を参照してください。

2.1の拡張機能

OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 2.1の新機能

• Microsoft Windows Admin Centerバージョン2103.2との統合。
• AXノード、S2D Ready Nodeに基づくMicrosoft HCIソリューション：
  • Azureハイブリッド向けの適切なサイズのCPUコア - クラスター対応の方法で最適なワークロード パフォーマンスを実現するためにクラスターCPUコアを構成します。
  • HCIのスケールアウト - HCI構成プロファイルを活用したガイド付きノード拡張、コンプライアンスのアップデート、クラスター ノード拡張の修復を行います。
  • Dell HCI構成プロファイル - HCIクラスターの作成と拡張におけるドライブ タイプとキャッシュの機能拡張での、インフラストラクチャ対称性と関連チェックに関する命名とルールをアップデートしました。
  • 個々のノードのアップデートに関する制限 - デル・テクノロジーズでは、HCIクラスターの均一性を維持するために、個々のノード レベルのハードウェア アップデートよりもクラスター対応のアップデートを推奨しています。
• デフォルト443以外のiDRACで設定されたデフォルト以外のポートに対するOpenManage WAC拡張機能のサポート。
• PowerEdgeサーバーに基づく第15世代インテルPowerEdgeサーバーおよびフェールオーバー クラスターのサポート。
• PowerEdgeサーバーのスケール アウト フェールオーバー クラスター ノードの拡張 - クラスターに新しいノードを追加する準備をします。
• PowerEdgeサーバーのノード レベルでCPUコアの適切なサイズを設定します。

拡張機能の詳細なリスト、制限事項、修正された問題、既知の問題については、『OpenManage Integration Version 2.1 with Microsoft Windows Admin Center Release Notes』を参照してください。

2.0の拡張機能

OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 2.0の新機能

• Microsoft Windows Admin Centerバージョン2103との統合。
• Dell Integrated System for Microsoft Azure Stack HCI：Azure Stack HCIオペレーティング システムを実行しているAX-640およびAX-740XDの新機能：
  • Dell HCIポリシーを使用したクラスター作成の統合 - クラスター構成コンプライアンスと統合ソリューション アップデート（Azure Stack HCI OSおよびDellハードウェア アップデートを含む）。
  • ワンクリックでのフル スタック クラスター対応アップデート。Azure Stack HCIソリューション アップデートはAzure Stack HCI OSアップデートとハードウェア アップデートで構成され、ワークロードへの影響はゼロになります。
• Microsoft Azure Stack HCIクラスター対応のハードウェア互換性リスト用のDellソリューション向けのAzure Stack HCIおよびWindows Server認定バッジ。
• クラスター対応アップデート（CAU）のスケジュール設定 - Azure Stack HCIクラスターおよびその他のクラスター タイプのワークロードには影響を及ぼさない、BIOS、ドライバー、ファームウェア、システム管理アプリケーションのアップデート。
• OpenManageライセンスのレポート作成や、コンプライアンス検索、アップデートのパフォーマンスの改善を含む棒グラフとしてのコンプライアンスに関する機能強化。

拡張機能の詳細なリスト、制限事項、修正された問題、既知の問題については、『OpenManage Integration Version 2.0 with Microsoft Windows Admin Center Release Notes』を参照してください。

1.1.1の拡張機能

OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 1.1.1の新機能

• Microsoft Windows Admin Centerバージョン2007 GAおよび2009 GAのサポート。
• iDRAC9ファームウェア4.00.129.00以降を搭載したPowerEdge XE2420 Edgeサーバーのサポート。

OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 1.1.1の修正

• WACゲートウェイ ユーザーの認証情報を使用したOMIMSWACへのアクセスに関する問題。
• シングル サインオンを使用して接続されているクラスターのインベントリー情報の取得に関する問題。
• 特定の特殊文字を含むパスワードを使用して接続されているターゲット ノードまたはクラスターのコンプライアンス レポートの生成に関する問題。
• CauClusterRoleパラメーターをリセットして、クラスター対応アップデート(CAU)操作が完了した後で、指定したクラスターの自己アップデート機能を使用できるようにします。

拡張機能の詳細なリスト、制限事項、修正された問題、既知の問題については、『OpenManage Integration Version 1.1.1 with Microsoft Windows Admin Center Release Notes』を参照してください。

1.1.0の拡張機能

OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 1.1.0の新機能

• 以下のDellオンライン カタログのサポートを追加：
  • PowerEdgeサーバー向けDell Enterpriseカタログ
  • Microsoft Azure Stack HCI向けDellソリューション用のDell Azure Stack HCIソリューション カタログ
  • PowerEdge MXモジュラー向けDell MXソリューション カタログ
• 選択したコンポーネントのアップデートを含むサーバーのアップデートを実行する機能。
• 検証済みのベースライン（BIOS、ドライバー、ファームウェア、システム管理アプリケーション）に対してクラスター対応アップデートを実行する機能を以下に示します。
  • PowerEdgeサーバー ベースのフェールオーバー クラスター
  • Microsoft Azure Stack HCI向けのDellソリューション
    クラスター対応アップデート機能では、クラスター内の各ノードにプレミアム ライセンスをインストールする必要があります。
• 物理ディスクの位置を確認したり、障害が発生した物理ディスクを識別したりするために、物理ディスクの発光ダイオード(LED)の点滅と非点滅の設定が提供されます。
• 新しいプラットフォームのサポート：
  • AXノードに基づくプラットフォーム - Microsoft Azure Stack HCIノード向けDellソリューション：AX-640、AX-6515、AX-740xd
  • DellのStorage Spaces Direct Ready Nodesに基づくプラットフォーム - Microsoft Azure Stack HCI向けDellソリューション：R440、R640、R740xd、R740xd2
  • Microsoft Windows Admin Centerバージョン1910.2 - 最新のiDRAC9ベースのPowerEdgeサーバーを使用して、アクセラレーター(GPU)の正常性とインベントリーを監視する機能。
• インテル パーシステント メモリーの正常性監視およびインベントリーのユーザー インターフェイスの機能拡張。
• ストレージ コントローラーと物理ディスクの間の相関により、関連するディスクを表示します。
• 管理対象ターゲット ノードの正常性、インベントリー、およびiDRAC情報を更新して、表示されているインベントリー情報が最新であることを確認する機能。
• コンポーネントのアップデートに必要なDSUとICを自動的にダウンロードすることで、操作性を向上。
• プロキシ設定を使用してインターネットからカタログ、DSU、ICユーティリティーをダウンロードし、コンプライアンス レポートを生成する機能。
• AXノードまたはStorage Spaces Direct Ready Nodesで構成されるMicrosoft Azure Stack HCIクラスター用Dellソリューション向けの、Azure Stack HCI認定Dellソリューション バッジを表示。

拡張機能の詳細なリスト、制限事項、修正された問題、既知の問題については、『OpenManage Integration Version 1.1.0 with Microsoft Windows Admin Center Release Notes』を参照してください。

1.0.1の拡張機能

OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 1.0.1の新機能

• 新しい第15世代AMD PowerEdgeサーバーをサポートするDell PowerEdgeサーバー

拡張機能の詳細なリスト、制限事項、修正された問題、既知の問題については、『OpenManage Integration Version 1.1.0 with Microsoft Windows Admin Center Release Notes』を参照してください。

1.0.1の拡張機能

OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center 1.0.1の新機能

• Dell PowerEdgeサーバー
• Dell Microsoft Storage Spaces Direct Ready Nodesを使用して作成されたAzure Stack HCI。
• Dell PowerEdgeサーバーを使用して作成されたMicrosoftフェールオーバー クラスター。
• デバイス コンポーネントの正常性、ハードウェア、およびファームウェア インベントリー情報の統合ビュー
• DRMを使用して作成されたアップデート リポジトリーに対するPowerEdgeサーバーおよびクラスターのアップデート コンプライアンス レポートを提供します。
• 新しいアップデート カタログの可用性に関する通知を提供します。
• PowerEdgeサーバーのiDRAC情報を表示します。帯域外管理では、Windows Admin CenterからiDRACコンソールを直接起動できます。
• 英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、簡体字中国語、日本語のOMIMSWAC UIとドキュメントを利用可能。

拡張機能の詳細なリスト、制限事項、修正された問題、既知の問題については、『OpenManage Integration Version 1.1.0 with Microsoft Windows Admin Center Release Notes』を参照してください。

互換性

Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerは、Microsoft Windows Admin Centerと、サポートされるソフトウェア/ハードウェアを備えたDellデバイスをサポートします。以下の表に、互換性マトリックスの概要を示します。その他の情報は、詳細な互換性マトリックスを参照してください。

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ダウンロードとインストール

Windows Admin Centerは、拡張可能なプラットフォームとして構築されており、個別の拡張機能のインストール、アンインストール、およびアップデートを行うことができます。便宜上、Dell OpenManage Integrationの拡張機能は、Microsoft NuGetフィード（インターネット接続が必要）から、またはファイル共有またはローカル ドライブから手動でインストールすることができます。

Microsoft Windows Admin Centerフィードからのインストール（Windows Admin Centerはインターネットに接続可能）

Windows Admin CenterはMicrosoft Windows Admin Centerフィードにインターネット接続されている必要があります。

• Windows Admin Centerから、右上の［設定］ボタンをクリックして、左ペインの［拡張機能］をクリックします。
• ［使用可能な拡張機能］タブには、インストールできる拡張機能がフィードに一覧表示されます。
• ［Dell OpenManage Integration］の拡張機能をクリックすると、［Details］ペインに、説明、バージョン、発行者、その他の情報が表示されます。
• ［インストール］をクリックして、拡張機能をインストールします。

この変更を行うためにゲートウェイを管理者権限で実行する必要がある場合は、UAC昇格プロンプトが表示されます。

ファイル共有またはローカル ドライブからの手動インストール

• インターネットに接続されている別のコンピューターで、次のいずれかの場所から拡張パッケージをダウンロードします。
  • Microsoft Windows Admin Center拡張フィードからのダウンロード
    • https://dev.azure.com/WindowsAdminCenter/Windows%20Admin%20Center%20Feed/_artifacts/feed/WACに移動します。
    • dell-openmanage-integrationファイルをダウンロードします。.nupkg file.
  • Dellサポートからのダウンロード
    • Dell OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerのzipファイルをダウンロードします。
    • Windows Admin Centerがインストールされているコンピューターからアクセス可能なファイル共有、またはコンピューターのローカル ディスクにzipファイルを解凍します。
• Windows Admin Centerから、右上の［設定］ボタンをクリックして、左ペインの［拡張機能］をクリックします。
• 右ペインで、［フィード］タブをクリックします。
• ［追加］ボタンをクリックして、別のフィードを追加します。拡張パッケージ ファイルが保存されているファイル共有へのローカル パスまたはフル パスを (.nupkg) 入力します。
• [Add](追加)をクリックします。
• ［利用可能な拡張機能］タブをクリックします。拡張パッケージが正常に追加されていれば、拡張パッケージが表示されます。
• ［Dell OpenManage Integration］の拡張機能をクリックすると、［Details］ペインに、説明、バージョン、発行者、その他の情報が表示されます。
• ［インストール］をクリックして、拡張機能をインストールします。

この変更を行うためにゲートウェイを管理者権限で実行する必要がある場合は、UAC昇格プロンプトが表示されます。

最新バージョンにアップデートする

インストールしようとしている拡張機能が以前にインストールした拡張機能への更新である場合は、最新バージョンにアップデートすることができます。

Windows Admin CenterはMicrosoft Windows Admin Centerフィードにインターネット接続されている必要があります。

• Windows Admin Centerから、右上の［設定］ボタンをクリックして、左ペインの［拡張機能］をクリックします。
• ［使用可能な拡張機能］タブには、アップデート可能な拡張機能がフィードに一覧表示されます。
• ［Dell OpenManage Integration］の拡張機能をクリックすると、［Details］ペインに、説明、バージョン、発行者、その他の情報が表示されます。
• ［インストール］をクリックして、拡張機能のアップデートをインストールします。

または、［インストール済み拡張機能］タブに移動して、インストールされている拡張機能を表示し、［ステータス］列にアップデートがあるかどうか確認できます。

• Windows Admin Centerから、右上の［設定］ボタンをクリックして、左ペインの［拡張機能］をクリックします。
• ［インストール済み拡張機能］タブをクリックすると、インストールされている拡張機能が表示されます。
• アップデートが利用可能な場合は、［ステータス］列に利用可能なアップデートが表示されます。
• アップデートする拡張機能をクリックすると、［詳細］ペインに説明、バージョン、発行者、その他の情報が表示されます。
• ［アップデート］をクリックして、拡張機能のアップデートをインストールします。

最新のリビジョンに手動でアップデートするには、アップデート ファイルをダウンロードした後、ファイル共有またはローカル ドライブから手動でインストールする手順に従います。

その他のインストール方法については、Microsoftの「拡張機能のインストールと管理」を参照してください。これには、別のフィードからの拡張機能をインストールする方法やPowerShellで拡張機能を管理する方法などが含まれます。