- コマンド プロンプトとは
- コマンド プロンプトの開き方
- よく使うコマンド
- よくある質問(FAQ)およびリンク
Windowsオペレーティング システムのコマンド プロンプトとは、Windowsのグラフィカル ユーザー インターフェイス(UI)に、テキスト ベースのユーザー インターフェイス画面の入力フィールドをエミュレートするプログラムです。
入力したコマンドの実行や詳細な管理機能の実行に使用します。問題の種類によっては、Windowsの問題のトラブルシューティングや解決にも使用できます。
図1: コマンド プロンプト ウィンドウ
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インストールされているオペレーティング システムに応じて、お使いのWindowsのバージョンに対応するタブを選択します。
メモ: 次の例は「管理者特権の」コマンド プロンプトの開き方です。つまり、コマンド プロンプトを管理者権限で開きます。
Windows 8/8.1でコマンド プロンプトを開く
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マウスのポインターを画面の一番左下隅に移動して右クリックするか、Windowsキーを押しながらXを押します。
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パワー ユーザー タスク メニューで、[コマンド プロンプト(管理者)]を選択します(図5)。
図5:パワー ユーザー タスク メニュー
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コマンド プロンプト ウィンドウが開きます(図6)。
図6:Windows 8コマンド プロンプト
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ルート ディレクトリーに変更するには、「cd\」と入力して、Enterを押します(図7)。
図7:ルート ディレクトリーのコマンド プロンプト
メモ: 必要なあらゆるコマンドや指示の入力には、ルート ディレクトリーが最適です。
Windows 10でコマンドプロンプトを開く
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マウスのポインターを画面の一番左下隅に移動して右クリックするか、Windowsキーを押しながらXを押します。
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パワー ユーザー タスク メニューで、[コマンド プロンプト(管理者)]を選択します(図8)。
図8:パワー ユーザー タスク メニュー
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コマンド プロンプト ウィンドウが開きます(図9)。
図9:Windows 10コマンド プロンプト
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ルート ディレクトリーに変更するには、「cd\」と入力して、Enterを押します(図10)。
図10:ルート ディレクトリーのコマンド プロンプト
メモ: 必要なあらゆるコマンドや指示の入力には、ルート ディレクトリーが最適です。
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- ipconfig
このコマンドは、IPアドレス、デフォルト ゲートウェイ、サブネット マスクなど、アダプターの現在のネットワーク情報を表示します。
- ping
このコマンドは、ネットワークの問題を解決するためのトラブルシューティング ツールとして使用されます。ネットワーク上の別システムにデータ パケットを送信して、応答を待ち、結果を表示します。
例:ping 192.168.0.2
アドレスが192.168.0.2のコンピューターにpingが実行され、応答があれば表示されます。
- Help ( /?)
このhelpコマンドは、追加タスクの実行に使用できるスイッチなど、他のコマンドに関する情報を表示します。
例: ipconfig /help
コマンドのリストについては、『Windowsのコマンド』リファレンス ガイドを参照してください。
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コマンドをキャンセルする方法を教えてください。
コマンドの実行を停止するには、
Ctrl + Cを使用します。
メモ: これは元に戻すコマンドではありません。このコマンドは、そのプロセス中に現在のコマンドのみを停止します。
コマンド プロンプト画面からコンピューターをシャットダウンまたは再起動する方法を教えてください。
次のコマンドは、ネットワーク上のコンピューターのシャットダウンや再起動にも使用できます。再起動が必要なアップデートの適用に便利です。
- shutdown /sコマンドは、作業中のシステムをシャットダウンします。
- コマンド プロンプトからshutdown /iを実行すると、[Remote Shutdown Dialog]ウィンドウが開きます。これは、ネットワーク接続されたシステムなどに対する使いやすいインターフェイスとして使用できます。
以前に実行したコマンドにアクセスする方法を教えてください。
キーボードの矢印キーを使用すれば、以前に実行したコマンドを順に切り替えることができます。たとえば、上矢印と下矢印を使用すれば、最近使用したコマンドが表示されます。左右の矢印を使用すれば、コマンド文字がアルファベット順に表示されます。
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