• オブジェクト ストレージ

    • Dell EMCのオブジェクト ストレージで、デジタル トランスフォーメーションを推進

    • 企業では、デジタル トランスフォーメーションが進むにつれ、データへのタイムリーなアクセスと、そこから得られるインサイトが、競争力獲得において重要な役割を果たします。人工知能や機械学習などの新しいテクノロジーにより、デジタル トランスフォーメーションを大幅に加速することができますが、従来のネットワーク ストレージ ソリューションが提供できるよりも大きい容量、柔軟性、およびパフォーマンスが必要となります。ビジネス データのボリュームが毎年倍増しているため、パフォーマンス、制御、セキュリティ、コンプライアンスに対するニーズのバランスを取りながら、膨大な量のビジネス データの管理と保存にかかるコストを削減するために、組織は新しいテクノロジーを必要としています。

      Dell EMCは、このような課題に簡単に対処できるオブジェクト ストレージ プラットフォームを提供しています。これにより、組織は、エンタープライズ ファイアウォールの内側にあるデータの収集、保存、保護、管理を、パブリック クラウド ソリューションに匹敵する規模で柔軟に行えるようになります。

    • 次世代のワークロードに対応した、Dell EMCオブジェクト ストレージ ソリューション

      ソフトウェアデファインド モデルまたはターンキー アプライアンスとして導入可能なECSは、Dell EMCの代表的なオブジェクト ストレージ プラットフォームです。  

    • オブジェクト ストレージがモダナイズに不可欠な理由

    • オブジェクト ストレージ(オブジェクトベースのストレージ)は、柔軟なアーキテクチャです。ファイル階層やブロック ストレージではなく、ストレージ プール内のオブジェクトとしてデータを管理できます。オブジェクト ストレージを使用すると、無限の拡張性、情報の高速な取得、カスタマイズ可能なメタデータ、規模に応じたコスト パフォーマンスの高いストレージを実現できます。

      現在、パブリック クラウドの制限に直面した多くの企業が、ストレージ機能を拡張しようと、オンプレミスのオブジェクト ストレージ ソリューションに目を向けています。オフプレミスのクラウド ストレージ サイトに保存されているデータと、データ アクセスを必要とするオンプレミスのアプリケーションと分析プラットフォームが物理的に分離されると、データの移動の障害となり、データが移動できる速度が制限されて、予期しないデータ コストが発生します。また、データ レジデンシーの問題と、コンプライアンスへの懸念が、クラウド ストレージ プロバイダーとの関係をさらに複雑にします。

      オンプレミスのオブジェクト ストレージを採用して、ハイブリッドまたはマルチクラウド、あるいはその両方でストレージ アーキテクチャを構築すると、データから得られる価値を管理および抽出する際のパフォーマンスと制御が向上するとともに、コスト削減が可能になります。


    • Dell EMC ECS:業界をリードするオブジェクト ストレージ プラットフォーム

    • Dell EMC ECSは、従来のワークロードと次世代のワークロードをサポートするために構築された、エンタープライズグレードのオブジェクト ストレージ プラットフォームです。ECSはデータからより迅速に、低コストでインサイトを引き出せるように設計されており、ターンキー オブジェクト ストレージ アプライアンス、ソフトウェア デファインド ストレージ ソリューションとして、またはDell EMCがホストするサービスとして導入可能です。ECSを使用すると、さまざまな規模の組織が、非構造化データを、任意の期間、大規模かつ経済的に保存および管理できます。

      フラットなスケールアウト アーキテクチャと、強力かつグローバルな整合性を備えているため、パブリック クラウド ソリューションと同様、無限に近い規模を実現しますが、総所有コストは59.5%も削減されます。また、数ペタバイトという大量の有効な非構造化データを1つのストレージ プールに保存するように設計されているため、データを統合して表示することが可能です。ECSはソフトウェアデファインド ストレージ アーキテクチャを基盤として構築されているため、業界標準またはコモディティー ハードウェアを活用して、ストレージ インフラストラクチャの資本コストを大幅に削減できます。既存のハードウェアを再利用したり、必要に応じてベンダーを変更して、ベンダー ロックインを回避したりすることも可能です。さらに、ECSのオブジェクト ストレージ アーキテクチャでは、ストレージ プール内で異なるハードウェア タイプを混在させることができるため、システム停止を伴う、費用のかかるデータ移行が不要になります。


    • Dell EMCのオブジェクト ストレージ テクノロジーがもたらすメリット

    • Dell EMCのオブジェクト ストレージ プラットフォームは、急増するデータ ボリュームの管理が必要な組織に大きなメリットをもたらします。ECSを使用すると、次のことが可能になります。

      • スケールアウト オブジェクト ストレージ アーキテクチャによってインフラストラクチャをモダナイズすると、システム停止を伴うクラウド移行と、アプリケーション プラットフォームの再構築が不要になります。
      • 優れたストレージ効率性と階層型ストレージ オプションにより、ROIが向上します。
      • 将来を見据えたデータ保護とコンプライアンスの機能により、データ資本を保護できます。
      • データの可視性が向上するため、より正確な予測を行えます。
      • 効率性とパフォーマンスの向上により、短期間でインサイトを得られます。
      • 充実したマルチプロトコル サポートと、S3の機能を使用して、クラウドネイティブ アプリケーションの開発を迅速化できます。

    • 将来も有効な、オブジェクト ストレージへの投資

    • 多くの組織が、新しいストレージ ソリューションへの投資に消極的なのは無理もないことです。この業界とストレージ テクノロジーは急速に変化しており、今日の新しいテクノロジーがあまりにも早く時代後れになることがあります。Dell EMC Future-Proof Loyalty Programは、Dell EMCオブジェクト ストレージ(Dell EMCオールフラッシュ、NVMe、ファイル ストレージ製品も対象)への投資を、世界レベルのテクノロジーの機能と保証によって保護することを目的としています。デル・テクノロジーズの強みを活用したFuture-Proof Loyalty Programは、業界をリードする強力かつ包括的なサービスです。

      プログラムの内容は以下のとおりです。

      • 3年間の製品満足保証:Dell EMC製品が明記されたとおりに動作することを保証します(業界の標準はわずか30日間)。
      • ハードウェア投資保護:既存または競合他社のシステムを下取りに出し、次世代のDell EMCストレージ製品やその他の製品に適用できるクレジットを受け取ることができます。
      • 重複排除保証:Dell EMCが推奨するベスト プラクティスによって、最大55倍のデータ削減を達成できることを保証します。

    • FAQ:オブジェクト ストレージとは?

    • オブジェクト ストレージとは何ですか? 

      オブジェクト ストレージ(オブジェクトベースのストレージ)は、データを保存するシステムです。フラットな構造を取り、ファイルを断片化して、ストレージ ハードウェア間に分散させます。データは、オブジェクトと呼ばれる個別のユニットに分割されます。オブジェクトには、分散型システムで特定できるように一意の識別子が指定され、データを説明する詳細なメタデータも付与されます。 

      オブジェクト ストレージとファイル ストレージの違いとは何ですか?

      ファイル ストレージでは、紙の書類をファイルする仕組みと同じように、ファイルやフォルダーにデータが保存されます。各ファイルは、名前、作成日時、ファイルが最後に変更された日付など、限られたメタデータのセットを保持しています。ファイル ストレージはある程度まで適切に動作しますが、データ ボリュームが増加すると、パフォーマンスが低下し、ボトルネックが発生する可能性があります。

      オブジェクト ストレージのメリット

      オブジェクト ストレージは、使用したストレージ容量に対してのみ料金を支払う仕組みを取るため、コスト パフォーマンスに優れています。簡単に拡張でき、膨大な量のデータに対応可能です。オブジェクト ストレージを使用すると、データを迅速に取得して、短時間でインサイトを獲得できます。また、オブジェクト ストレージは、詳細なメタデータを使用できるため、非構造化データを保存するのに最適です。


    • FAQ:NVMeとは?

    • NVMeとは何ですか?

      NVMe(Non-Volatile Memory Express)は、不揮発性メモリーを使用するPCI Expressソリッド ステート ドライブ用のソフトウェア インターフェイスであり、これによって、効率的かつ合理的で拡張性に優れたプロトコルとコマンド セットを利用できるようになります。NVMeは、フラッシュベースのストレージ デバイス特有の内部並列化と低レイテンシーの利点を活用できるように設計されています。また、フラッシュ メディアと次世代ストレージ クラス メモリー(SCM)メディアのスピード向上とレイテンシー低減という点で、新たな変革への一歩となる技術と期待されています。

      NVMeにはどのようなメリットがありますか?

      NVMeは次のようなメリットをもたらします。

      • ホスト ソフトウェア スタックのレイテンシーを低減。
      • 1秒あたりのI/O処理の向上。
      • 電力消費量の削減。
    • CloudIQによるデータ ストレージの監視と管理

      CloudIQをご紹介します。このクラウドベースのアプリケーションにより、ストレージ環境の監視、分析、トラブルシューティングをどこからでも簡単に行うことができます。

    • Dell EMC Unity XTオールフラッシュ ユニファイド ストレージ ソリューション

      Dell EMC Unity XTミッドレンジ ストレージは、ユニファイド ストレージのスピードと効率性を実現すべく新たに構築されており、マルチクラウド環境に対応可能です。

    • Dell EMC IsilonスケールアウトNAS(ネットワーク接続型ストレージ)

      大規模な拡張性を備えたDell EMC Isilon非構造化データ ストレージは、業界No.1のスケールアウト ネットワーク接続型ストレージ システムです。