クラウド データ保護

データ保護テクノロジーの最先端を行くDell EMCのクラウド対応データ保護ソリューションは、お客様のクラウドへの移行全体を通じてデータ センター変革を支援し、効率性、耐障害性、拡張性を向上します。Dell EMCでは、クラウド移行のデジタル トランスフォーメーションに乗り出す企業のデータを保護するため、クラウド データ保護のためのハードウェア、ソフトウェア、ソリューション、サービスの包括的なポートフォリオを提供しています。

Dell EMCのクラウド データ保護ソリューションを使えば次のことが可能になります。

• オンサイト、クラウド、仮想環境に、よりシンプルかつ高速でコスト パフォーマンスに優れたディザスター リカバリーとデータ リカバリーを実装。
• 最大限の重複排除が可能なコスト効率に優れたソリューションでクラウドに長期保存し、保護ストレージの設置面積を削減。
• クラウド内で発生したアプリケーションやクラウドに移行したアプリケーションを、クラウド内でバックアップ。Dell EMCは、データ保護の検出、オーケストレーション、自動化によりクラウドのサイロ解消を支援します。
• ハイブリッド クラウドのバックアップを合理化し、重複排除した低コストのパブリック クラウド オブジェクト ストレージをあらゆるバックアップ コピーに活用。
• 保護対象のワークロードを安心してパブリック クラウドに移行できるクラウド データ保護ソリューションを使って、VMware Cloud on AWSなどの仮想化環境を保護。
  

Dell EMCのクラウド データ保護テクノロジー製品には次のものがあります。

• Dell EMC Data Domain：拡張性と信頼性に優れたクラウド対応バックアップ アプライアンスです。短時間に多くのバックアップを完了できる上、データの保持や保護に必要なディスク ストレージの量を削減することができます。
• Dell EMC PowerProtect Software：従来のデータ保護から包括的なデータ管理へのトランスフォーメーションを次のステップへと進めます。PowerProtect Softwareを使用すれば、保護ポリシーの設定、バックアップ/リカバリー、重複排除、物理ワークロードと仮想ワークロードの階層化が可能です。IT部門がガバナンスとコンプライアンスを維持し、データの所有者と管理者はネイティブのインターフェイスから直接重要なワークロードを保護できます。PowerProtect Softwareは、分散型の環境の分析とトラブルシューティングをあらゆる場所から簡単に行うためのSaaSのレポート作成および監視機能を提供します。
• Dell EMC Data Domain Cloud Tier：長期保存のためにデータをパブリック クラウド、プライベート クラウド、ハイブリッド クラウドにネイティブに階層化できる最高水準のテクノロジーです。
• Dell EMC Data Domain Cloud Disaster Recovery：パブリック クラウド環境にシンプルで安全かつ経済的なディザスター リカバリーを提供します。
• Dell EMC Cloud Snapshot Manager：インストールやインフラストラクチャなしにパブリック クラウド環境でワークロードを保護できるSaaSソリューションです。
  

効果的かつコスト パフォーマンスに優れた方法でクラウド データ保護の課題を解決するために、あらゆる規模の組織がDell EMCソリューションに注目しています。こうした課題には次のものがあります。

• 長時間のデータ バックアップ：クラウド データ保護の課題の1つに、オンプレミスのストレージからクラウドへとデータをバックアップする時間とWAN帯域幅があります。長時間のバックアップがアプリケーション パフォーマンスや従業員の生産性に悪影響を及ぼすだけでなく、WAN帯域幅の使用率が高いとデータ保護のコストが著しく増加します。Dell EMCソリューションはバックアップを大幅に高速化し、数時間かかっていたところを数分で完了します。
• 複雑なデータ保護環境：クラウドにあるデータの保護はこれまでになく複雑になっています。データが複数のデータ センターに地理的に分散しているだけでなく、パブリック クラウド、プライベート クラウド、ハイブリッド クラウド、そしてオンプレミスなどに分散されているからです。Dell EMCソリューションなら、データの場所にかかわらずソリューションを1つにすることでクラウド データ保護を簡素化し、使いやすいツールでタスクを大幅に合理化してITチームの管理の負担を軽減することができます。
• 厳格なコンプライアンス要件：データ ストアの管理とアクセスはどうしても厳しく制限されるため、クラウド データ保護には多くの場合、さまざまなコンプライアンスの課題があります。Dell EMCはポリシー駆動型のバックアップ管理によりコンプライアンスの管理と実証を簡単にすることで、コンプライアンスをシンプルにします。
• コストの増加：データ ボリュームの急増が続くと、クラウド データ保護のコストもかさみます。Dell EMCソリューションは、高度な重複排除テクノロジーを使って保護ストレージの設置面積を最小限に抑え、コストを削減します。効率的な管理と高速バックアップもクラウド データ保護のコスト削減に役立ちます。
  

クラウド データ保護とは何ですか？
クラウド データ保護は、オンプレミスのサーバー、オフサイトのデータ センター、クラウドに存在するデータを、クラウド ストレージにバックアップして保護するための戦略です。クラウド データ保護は、データを損失、破損、侵害、盗難から保護することを目的としています。

クラウド データ保護の課題について教えてください。
適切なソリューションがなければ、クラウド データ保護によって多くのネットワーク帯域幅が消費され、レイテンシーが発生する可能性があります。その結果、大量のデータをクラウドにバックアップする場合に非常にコストがかかります。また、クラウド サービス プロバイダーの機器や管理範囲にデータを移動すると、データに対する制御性がある程度失われる恐れがあります。

クラウド データ保護は、どのような点がオンプレミス ソリューションより優れていますか？
クラウド データ保護は効率的なので、ITスタッフの作業負荷を増やすことなくデータ保護戦略を向上させることができます。クラウド データ保護は、コストを削減し、拡張性を向上し、データ コンプライアンスにも対応しやすくなります。

Dell EMCはデータベースのクラウド データ保護を提供していますか？
はい。Dell EMCはOracleバックアップとMicrosoft SQLバックアップのための最先端のソフトウェアに加えて、IBMやSAPなどのビジネスクリティカルな情報システムに対応したバックアップ ソリューションを提供しています。

Dell EMCは仮想環境のクラウド データ保護を提供していますか？
はい。Dell EMCなら、VMwareバックアップ/リカバリーのためのソリューションを使って本番ワークロードをパブリック クラウドに簡単に移動できます。