• プレス リリース

      12月 09日, 2020年

      デル・テクノロジーズ、データ保護ポートフォリオを拡張

  • ストーリーハイライト

    データ保護とサイバー セキュリティーの新しいイノベーションで企業の重要なアプリケーションのデータ保護をサポート
     

    ニュースの概要

    • 「Dell EMC PowerProtect」ポートフォリオを拡張 - あらゆるIT戦略を満たせるようにデザインされたデータ保護ソリューションを提供
    • 新しい「PowerProtect DP」シリーズ アプライアンスが、パフォーマンスと効率性の大幅な向上を実現 - 論理容量が最大30%増、バックアップを38%、復旧を45%高速化
    • 金融業界のサイバー レジリエンシー強化に取り組む非営利の業界団体であるシェルタード ハーバー(Sheltered Harbor)が、「PowerProtect Cyber Recovery」を初のオンプレミス ターンキー型データ隔離ソリューションに認定
    • 「PowerProtect Data Manager」をアップデート - 既存のワークロードおよびモダン ワークロードの両方を通じ、Kubernetesおよびクラウド環境のデータ保護機能を強化

  • 12月 09日, 2020年 —  


    デル・テクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ、URL:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm )は、次世代統合データ保護コンバージド アプライアンス「Dell EMC PowerProtect DP」シリーズと「Dell EMC PowerProtect Data Manager」ソフトウェアの強化を発表しました。これにより、企業はコア データセンター、エッジ、パブリック クラウドのすべての環境について、従来型のアプリケーションとモダン アプリケーションの両方のデータを保護、管理、復旧できます。また、「PowerProtect Cyber Recovery」が、金融業界のサイバー レジリエンシー強化に取り組むシェルタード ハーバー(Sheltered Harbour)によって、初のオンプレミス ターンキー型データ隔離ソリューションに認定されたことを発表しました。

     

    「PowerProtect DP」シリーズが最新鋭の統合データ保護環境を提供

    データ保護コンバージド アプライアンス(IDPA)の次世代モデル「PowerProtect DP」シリーズは、完全なバックアップ、リカバリー、レプリケーション、重複排除、クラウド対応によるDR(災害復旧)、パブリック クラウドを活用した長期保管などの機能を提供します。

    「PowerProtect DP」シリーズ アプライアンスによって、企業はデータの爆発的な増加に対応しながらコストを削減し、高まる複雑さを簡素化することが可能になります。オールインワン ソリューションとして、「PowerProtect DP」シリーズは以下を実現します。

    • 卓越したパフォーマンス: 最大38%高速なバックアップ、45%高速な復旧を実現します*1。また、前世代との比較で最大50%高いIOPS(入出力操作毎秒)*2のインスタントアクセスとリストア機能によって、重要なデータを迅速かつ簡単に復旧可能です。
    • 卓越した効率性: 最大1PB(ペタバイト)の利用可能容量で30%多くの論理容量を提供し*3、最大65:1のデータ削減を実現するので、よりコスト効率に優れたシステムで、同じスペースに、より多くのデータを格納することが可能です。
    • 優れた省エネ性: 前世代との比較で消費電力が最大23%低く*4、大幅な省エネ性とコスト削減効果を提供します。

     

    シェルタード ハーバーが「PowerProtect Cyber Recovery」を認定

    デル・テクノロジーズは、「PowerProtect Cyber Recovery」が、シェルタード ハーバーによって、初のオンプレミス ターンキー型データ隔離ソリューションに認定されたことを発表しました。シェルタード ハーバーは、増加するサイバー攻撃に対して金融業界の安定性と回復性(レジリエンシー)を高めることに特化した、業界主導の取組みとして編成された非営利団体です。

    「PowerProtect Cyber Recovery」は、ランサムウェアからインサイダー攻撃に至るまでのサイバー脅威から企業を保護します。このソリューションのCyberSenseが提供する分析機能と機械学習機能により、企業はデータの整合性を監視し、データの継続的な品質を確保できます。フォレンジックツールを使用すると、顧客は進行中の攻撃を発見、診断、および修復できます。この認定により、米国の金融機関は、認定されたデータ隔離ソリューションを簡単に展開して、重要な顧客データをサイバー攻撃の脅威から守ることができます。

     

    「PowerProtect Data Manager」がKubernetesおよびクラウド環境のデータ保護を強化

    「PowerProtect Data Manager」は、クラウド、VMware、Kubernetes環境で「PowerProtect」アプライアンスを活用している企業に、新たな価値をもたらします。「Data Manager」の保護対象がMicrosoft AzureおよびAWSのクラウド内ワークロードにまで拡張され、このソフトウェアの展開における選択肢が広がるとともに柔軟性が高まりました。

    「PowerProtect Data Manager」は、新たにVMware Tanzuポートフォリオのサポートを通じてモダン アプリケーションを保護します。また、新たな統合性の強化により、vCenter Storage Policy Based Managementとのネイティブな統合を通じて仮想マシン(VM)を保護します*5。企業は、既存のVMware vSphere環境内でデータ保護ポリシーを適用し、使い慣れているワークフローで仮想マシンを、コストを抑えながら確実に保護することができます。「PowerProtect Data Manager」は、VMware認定ソリューションとしてVMware Cloud Foundationインフラストラクチャー層を保護する機能も提供します。

    また、「PowerProtect Data Manager」は、Kubernetes環境で、PostgreSQLおよびApache Cassandraといったオープンソース データベースを含む、コンテナ化したモダン アプリケーション対し、エージェントレスかつアプリケーション整合性を担保した包括的な保護環境を提供します。企業は、Kubernetesのクラスターレベルのリソースをバックアップすることで、Amazon Elastic Kubernetes Service(EKS)およびAzure Kubernetes Service(AKS)を保護することが可能です。

     

    価格と提供について

    ■価格

    • 「PowerProtect DP」シリーズ アプライアンス(「DP4400」「DP5900」「DP8400」「DP8900」):3,500,000円(税別)~(「DP4400」最小構成8TBモデル)。「DP4400」は、従来の「Dell EMC IDPA DP4400」を今回「PowerProtect DP4400」にブランド変更したものです。
    • 「DP5900」「DP8400」「DP8900」は、2020年12月15日より提供開始です。
    • 「PowerProtect Data Manager」の強化機能:現在提供中のバージョン19.6から利用可能です。

    ■提供について:デル・テクノロジーズおよびビジネスパートナーから提供します。

    ■製品写真:「Dell EMC PowerProtect DP」シリーズ アプライアンス
    https://corporate.delltechnologies.com/content/dam/uwaem/production-design-assets/jp/news/photo-library/powerprotect-dp-series.jpg

    # # #

    *1 : DP8900環境のDD9900(DDOS 7.2)におけるDD Boostプロトコルと、DP8800環境のDD9800(DDOS 7.2)DD Boostプロトコルを比較したデル・テクノロジーズ社内テストに基づく(2020年4月)。実際の結果は変動する場合があります。

    *2 :「PowerProtect DD」シリーズ アプライアンスからのフィールド テレメトリーに基づく。「PowerProtect DP」シリーズ アプライアンスはフィールド テレメトリー データにも適用。実際の結果は変動する場合があります。

    *3 : ピークIOPSを測定する8KB 100%読取り社内テストに基づく。テストは「PowerProtect DD9900」(DDOS 7.2)で実施(2020年7月)。DP8900環境のDD9900で再テストを実施(2020年9月)。実際の結果は変動する場合があります。

    *4 : DP8900 vs.DP8800の最大構成で記録したkVAを比較したデルの社内分析に基づく(2020年8月)。実際の結果は変動する場合があります。

    *5 :デル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2020年9月)

  • トピック

    • 企業発表

  • ■デル・テクノロジーズについて
    デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。


  • © Copyright 2020 Dell Inc.、その関連会社。All Rights Reserved.
    Dell Technologies, Dell, EMCおよびDell EMCが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

  • メディア担当窓口

    • マーケティング統括本部 広報部 コミュニケーション マネージャー 武村 綾 デル・テクノロジーズ株式会社 aya.takemura@dell.com 03-5308-8867(直通)
    • 古川、白武、児玉 共同PR株式会社 dellemcpr@kyodo-pr.co.jp 03-3571-5176