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Press Release
December 26, 2011
フィッシングサイト閉鎖サービスRSA FraudAction 閉鎖したフィッシングサイト数が50万サイトを突破
- December 26, 2011 -
FraudActionは、フィッシングサイトを検知すると監視を開始し、ホスティング事業者と協力してフィッシングサイトを閉鎖します。FraudActionの中核センターであるAFCC(Anti-Fraud Command Center:不正対策指令センター)(*2)では、130名以上のフロード・アナリストが24時間365日体制で顧客企業とその顧客をフィッシング詐欺から保護し、顧客企業の損失の回避と、企業に対する信頼の確立に貢献しています。FraudActionは日本においても金融機関を中心に41社が採用しています。
米国で活動しているフィッシング対策の非営利協会APWG(Anti-Phishing Working Group)によると、2011年上半期でのフィッシング攻撃数は、115,472件でした。これは前年同期の48,244件から2倍以上も増加しており、2010年の1年間とほぼ同数です(*3)。
フィッシングサイトは世界各国のサーバに出現し、自動的にIPアドレスを変えながら活動を継続します。攻撃数の増加に反してフィッシングサイトの活動時間は短くなり(*4)、短時間で効率的に行われる傾向にあるため、利用者がフィッシングサイトに誘導される前に、サイトを消滅させる方法が最も有効です。国外のISPとの閉鎖交渉では言語や時差、信用が障壁となり、手続きが長期化するなどの閉鎖に関するさまざまな課題があります。FraudActionにより、それらの課題の解決が可能になります。
FraudAuctionは、2003年よりサービスを開始し、本日までに閉鎖したサイト数が累計で50万サイトを突破しました。閉鎖サイト数は年々増加の傾向にあり、2011年は14.1万サイトに登り、サービス開始後5年間の累計閉鎖数(2008年までで11.7万サイト)より多くなっています(*5)。
RSAでは、FraudAction採用顧客は、2011年上半期だけでフィッシング攻撃による5億2,000万米ドル相当の損失を回避できたとしています(*6)。FraudAction採用企業からのエンドースメント
三井住友銀行様
お客さまに安心してインターネットバンキングをご利用いただくために、さまざまなセキュリティ対策を行っておりますが、なかでもフィッシング対策は、即応力が必要であると考えています。
フィッシング詐欺サイトは、目先を変え、場所を変えながら次々と発生するだけでなく、日本国内で完結している犯罪ではありません。RSA FraudActionは実際に、海外に出現したフィッシングサイトやフィッシングに関わっている悪質なサーバを速やかに閉鎖しています。またフィッシングサイトと閉鎖は幾度と無く繰り返される場合が往々にありますが、RSA FraudActionは根気よく正確に閉鎖し、不正サイトの活動時間を可能な限り減らします。このように、お客さまが不正サイトに誘導されて暗証等を入力してしまうリスクを極小化しています。以上
「RSA FraudAction」製品の詳細は、以下のWebサイトをご覧ください。
http://japan.rsa.com/node.aspx?id=3017*1 FraudActionのサービス提供開始は2003年。日本でのサービス提供開始は2006年7月。 *2 AFCC は、フィッシングサイトの閉鎖に従事し、集積された知見を活かしてオンライン詐欺の研究と対策技法の開発も行っています。AFCCは、世界中にある多数のISPや13,000以上とも言われるサーバ・ホスティング事業者と直接、閉鎖交渉ができる体制を確立しており、200言語近い翻訳/通訳サービスを駆使してフィッシングサイトの閉鎖に注力しています。一般向けの教育・啓蒙の一策として、フィッシング発生状況の統計、動向分析、アナリストの考察で構成する「RSA Online Fraud Report」を毎月、公開しています。 *3 APWGによる「Global Phishing Survey:Trends and Domain Name Use in 1H 2011」
2011年11月まとめ http://www.antiphishing.org/reports/APWG_GlobalPhishingSurvey_1H2011.pdf*4 RSAによる調査「The Estimated Losses from Phishing1H2011」より。米国がトップで1億7730万ドル。
http://www.rsa.com/experience/consumer/infographic/RSA_Phishing_Infographic.html*5 FraudActionによる閉鎖数の累計は、2006年までで18,000、同様に2007年60,000、2008年117,000、2009年242,867、2010年358,255、2011年500,000(AFCC調べ)。 *6 APWGによる「Global Phishing Survey:Trends and Domain Name Use in 1H 2011」
2011年11月まとめによると、フィッシングサイトの活動時間は、平均13時間42分(2010年上半期)から10時間44分(2011年上半期)と、3時間も短くなりました。# # #
EMC ジャパン株式会社について
EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。http://japan.emc.com/
RSA事業本部について
RSA事業本部は、EMCジャパンでセキュリティ、リスク、コンプライアンス管理ソリューションを提供しています。世界中の企業が抱えている組織のリスク管理やモバイルアクセスの保護と連携、コンプライアンスの証明、仮想環境やクラウド環境でのセキュリティ確保をはじめとする複雑で慎重な対処を要するセキュリティ上の課題を解決し、お客様の事業成長を支援します。
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今回の発表に関するお問い合わせ窓口
EMCジャパン株式会社 RSA事業本部 マーケティング部
PRマネージャ 嶋宮 知子 Tel: 03-5222-5240 (部門代表) / 03-5222-5244(直通)
E-mail : tomoko.shimamiya@rsa.comEMCジャパン株式会社 マーケティング本部 マーケティング・コミュニケーション部
部長 笛田理枝子 Tel: 03-5308-8888 (代表)/ 03-5308-8174 (直通)
E-mail: japanpr@emc.com# # #
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