グローバルベンダーならではの安定供給で予定通り8,127台を導入
2022年12月、同社はデルDell OptiPlex 3000 スモールフォームファクター8,127台の導入を決定。2023年3月から順次製品が納品され、段階的に各店舗での入れ替え作業が進行している。同社が示した当初の要件通り、7月中には対象端末すべてのリプレースが完了する予定だ。馬場氏はその対応力をこう評価する。
「当社側の発注決定が遅くなり、厳しい納期でお願いすることになりましたが、すぐに手配していただき問題なく導入が進みました。この安心感はグローバルでの調達が可能なデルならではだと感じています」
導入したPCに関して、現時点では端末の大きなトラブルはまだ発生していないとのことだが、今後トラブルが発生した際の保守についても、安心や経営面でのメリットを感じていると文昭氏は語る。
「PCにトラブルがあったとき、従来はその都度従業員が修理のために発送する手間が発生していました。今後は、サービスエンジニアの方に店舗までお越しいただき、場合によってはその場で修理してもらえるのでとても心強いですね。我々は、入退店の自動化など今後業務のさらなる省人化を進めており、その取り組みにも合致するものでした」
さらに、馬場氏が言及するのが、修理対応に伴うコスト予測のメリットだ。
「以前のベンダーは保守範囲が狭く、対応を依頼するたびに費用が発生していたので、故障対応が年間で経営にどれだけ影響を与えられるかを予測できませんでした。今回加入した保守プランは、対応回数に上限はあるものの、過失による破損もカバーしてもらえます。これは、いろいろな会員様にご利用いただく快活CLUBのような業態にはとてもありがたいサービスです。例えば会員様が飲み物をこぼしてしまうなど、予期せぬトラブルがつきものですから。そうした場合も保守範囲内として対応していただき、定額の保守費用のおかげでITコストの見通しも立てやすくなりました」