2015年10月13日
デル株式会社
OSCA™ 2.0 始動(Open Standard Cloud Association)、
注力分野を「クラウド」に加え、
新たに「Software-Defined X」や「IoT」に拡大
デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、以下デル)は、2012年2月にオープンかつ標準化技術に基づくクラウドテクノロジの利用推進を目指し発足した「Open Standard Cloud Association (OSCA™:オスカ)」が、「OSCA 2.0」として次世代のITトレンドである「Software-Defined X」及び「IoT」分野への取り組みを開始させたことを発表します。
OSCA™は、デル 執行役員 エンタープライズ・ソリューションズ統括本部長 町田栄作を会長として3年半前に発足して以降、「ハイパースケール・データセンタソリューション」、「クラウド運用管理の効率化」、「クラウドの相互運用」の3つを柱に6つの技術分科会を構成し、様々な検証結果をホワイトペーパーやリファレンスアーキテクチャなどの技術文書として公開してきました。当初13であったメンバー組織も現在では22を超えています。
OSCA™ロゴ
参加メンバー組織
OSCA™ 2.0の注力分野:
「OSCA™ 2.0」では、「Software-Defined X」や「IoT」に関わるオープンテクノロジを注力分野として位置づけ、「ビッグデータ分析」、「オープンネットワーキング」、「オープンクラウドコンピューティング」における検証・情報発信に取り組んでいきます。
2015年7月には、OSCA™の検証拠点の一つとして、デルの東日本支社内(東京都三田)のデルソリューションセンター」に「Dell Bigdata / IoTラボ」を開設しています。
「ビッグデータ分析」
⁃ 次世代型のクラウド基盤運用設計
- ハイブリッドクラウド
- オープンネットワーキングとの連携
⁃ ハイブリッドIT資源の効率化
- リソーススケジューリング
- 分散環境モニタリング
⁃ ワークロードモビリティ/相互運用
- ソフトウエアコンテナ技術
「オープンネットワーキング」
⁃ 次世代ネットワークサービス基盤設計
- アーキテクチャ
- パフォーマンス
⁃ 新基盤での運用設計
- 動的サービス
- サーバ運用とのシームレス連携
⁃ センサーネットワークとの連携
「オープンクラウドコンピューティング」
⁃ 分析から行動までの時間短縮
- リアルタイム性
- 高度な分析手法およびツール
⁃ より複雑で高度な分析
- 人工知能/認知科学
⁃ データの多様化と肥大化
- 次世代型データストレージ基盤
- センサーデータ/ゲートウェイ機能
参考情報:
検証:
2015年8月3日
F5ネットワークス、レッドハット、デルと共同でOpenStackクラウド基盤LBaaS機能の動作検証を完了
http://www.f5networks.co.jp/press/release/2015/0803.html
事例:
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 様
「学習、研究を支える学術情報基盤をクラウドを活用して構築」
オープンソース技術を活用したクラウド基盤の構築によりIT教育環境に加え研 究環境を整備。各大学のクラウド連携に向けたインタークラウド基盤の構築も推進。
*記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
マイクロソフトソリューションに関するお問い合わせ先:
Microsoft_Solutions@dell.com