使う人にも地球環境にも優しい選択肢 デル・テクノロジーズのビジネス向けモニターを支える3つの「安心」とは?

幅広いラインアップが特徴のデル・テクノロジーズのビジネス向けモニター(ディスプレイ)。同社いわく、その全てが「地球環境にも体にも優しく」、「故障時にも安心」だという。どのように優しく安心なのか、1つ1つひもといていこう。

ここ数年、「サステナビリティー」という言葉をよく耳にする。日本語にすれば「持続可能性」という意味だが、企業が日々行う活動において、自然環境はもちろん働く人への配慮が強く求められるようになった。学校教育や地域活動を通して「SDGs(持続可能な開発目標)」を学んでいる10~20代の若い人を中心に、サステナビリティーを重視したライフスタイルも浸透しつつある。

一方で、ここ数年は在宅勤務やハイブリッドワークといった「新しい働き方」も広まった。就職や転職における職場探しで新しい働き方に対応しているかどうかを重視する動きは、若い人はだけでなく30代以上の人にも広まっている。

これらの社会で進む変化を“先取り”する取り組みを進めてきたのが、デル・テクノロジーズだ。「デルって、PCメーカーの?」と思うかもしれないが、同社はPC本体だけでなく周辺機器も幅広く取り扱っている。サステナビリティーに配慮しつつ、新しい働き方を強力に支えるアイテムも用意している。

今回は、そんなアイテムの中から最新のビジネス向けモニター(ディスプレイ)を「安心」という視点からご紹介する。

サステナビリティーに配慮したデル・テクノロジーズのディスプレイで仕事の効率をアップしよう!

安心その1:確実に業務効率を向上する製品の機能性

デル・テクノロジーズのモニターが備える1つ目の安心は、シンプルに製品のクオリティーが高いことである。

同社はさまざまなニーズに応えるモニターを取りそろえている。5月30日現在、モニターのラインアップは個人向けと法人向けで合わせて約60モデルとなっており、予算や業務、設置場所などさまざまなシーンに合わせて選べる。そのいずれもミニマルで洗練されたデザインが特徴で、オフィスはもちろん家庭に置いても違和感なく調和する。

ただ、ラインアップが充実しているがゆえに「どれを選べばいいか分からない」という悩みを抱えるかもしれない。しかし、デル・テクノロジーズはその点でも抜かりない。

デル eカタログサイト」では、液晶パネルのサイズや用途、備えるポート類など細かい条件で製品を絞り込んで検索できる。モニターに求められるスペックは、部門や業務内容、もっといえば個々人によって異なるだろう。それを踏まえて検索すれば、よりビジネスに役立つモニターに出会えるはずだ。

eカタログサイトの左側には、スペックや特徴でモニターを探すコーナーが設けられている
「30~49インチ」「USB-C入力端子」「スピーカー付き」で検索した結果。画面のアスペクト比やパネルの種別、解像度、標準価格(税別/送料込み)を横並びでチェックできる。「e型番」をクリックすると、詳細な仕様を確認可能だ

また、PDF形式の「Dell ビジネス向けモニター 総合カタログ」では、最新モデルの一覧が掲載されているだけでなく、「サポート体制」や「市場動向」「最新モデルやテレワーク向けお勧め人気モニター」など、さまざまなコンテンツが掲載されている。

このように、豊富なラインアップの中からユーザーが簡単に比較して、より最適なモニターを選べるように工夫されている。

Dell ビジネス向けモニター 総合カタログの最新版
総合カタログ内の製品ラインアップページの一部。製品のモデル名をクリック(タップ)すると、その製品の詳細を記したWebサイトにジャンプするようになっている
デル・テクノロジーズのモニターはおよそ60モデルが用意されている。そのラインアップはデジタルカタログで探せる。PDF形式のカタログも用意されている

見やすくて疲れにくいハイエンドモニター「U3222QE」

例えば31.5型液晶モニター「Dell デジタルハイエンドシリーズ U3223QE」を見てみると、画面の額縁(フレーム)がかなり薄く、正面には目立つロゴもない。モニターを長時間使うと、額縁やロゴマークなどが意外と気になることもある。使っていて気になる要素が最小限に収められているので、集中力を高めやすい。

Dell デジタルハイエンドシリーズ U3223QEは、4辺狭額縁設計で、画面を見る際に気になってしまう要素を最小限に収めている

U3223QEに付属するスタンドには、画面の高さや角度の調整する機能やピボット(縦旋回)機能も備わっているので、使っている人の見やすい視点に調整しやすい。

PCを使っている際の姿勢は「疲労感」を大きく左右する要素の1つである。アームやスタンドを別途用意しなくても視点の調整をしやすいことは、体や精神への負担を軽減することにつながる。

U3223QEに付属するスタンドは、画面の角度と高さを調整する機能を備えている。見やすい高さに角度に調整することで体や精神面での負担を大きく減らせる
ピボット機能も備えている。縦長画面はWebブラウザやワープロアプリを使ったりする際に便利だが、4K解像度ともなると写真のようにウィンドウを縦に並べて使うのもアリだろう

U3223QEの画面パネルは、最大4K(3840×2160ピクセル)表示に対応するIPS液晶を備えている。このIPS液晶は新技術の「IPS Blackテクノロジー」を採用しており、コントラスト比を2000:1まで引き上げている。黒色をクッキリと表示できるので、従来のIPS液晶よりも色の鮮やかさが改善されている。

「画面を長時間見続けると、いくら姿勢が良くても目が疲れないか?」と思う人もいるだろう。その点、U3223QEはパネル自体がブルーライトをカットしてくれる新機能「ComfortView Plus」が備わっている

今までのComfort Viewでは、有効化すると色精度が低下してしまうことがあったが、ComfortView Plusでは色精度を維持しつつブルーライトをカットしてくれるので、色味が気になる人でも安心して使える。しかも、ユーザーがあれこれ設定することなく初期状態で適用済みだ。

U3223QEは、デル・テクノロジーのモニターとしては初めてIPS Blackテクノロジーを適用した製品である。従来モデルと比べると黒色の鮮やかになり、暗い色の映像を美しく見られるようになった
ブルーライトカット機能は従来から「Comfort View」として搭載していたが、オン(右)にすると色精度がどうしても落ちてしまい、オフ(左)の状態と比べると色味が変わってしまう(写真は2018年発売の「U3219Q」)
それに対して、ComfortView Plusは色精度を維持しつつブルーライトを削減しているため、色味に対する違和感を極小化できる。ブルーライトカット機能が有効化されていることに気が付かないほどに自然である(写真はU3223QEと同一スペックの液晶パネルを備える「U3223QZ」)

U3223QEは入出力ポートも充実している。HDMI入力端子、DisplayPort入力端子、USB 3.1 Type-C端子(DisplayPort入力/USB Power Delivery出力兼用)、DisplayPort出力端子、オーディオ出力端子、USB 3.1 Type-C端子、USB 3.1 Type-A端子×4、有線LAN(1000BASE-T)端子を備えており、USBハブとしても利用可能だ。

USB PD(Power Delivery)による給電とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力に対応するノートPCと組み合わせて使えば、ケーブル1本で給電、映像の投影、周辺機器の接続、有線LANへの接続を行える。

付属のスタンドを取り外せば100×100mmサイズのVESAマウントも装着できる。先述の通り付属のスタンドは非常に便利だが、このVESAマウントを活用すれば壁面への設置など、より柔軟なスタイルで利用可能だ。

U3223QEは入出力ポートも充実している。付属スタンドを取り外せば、100×100mmサイズのVESAマウントも装着可能だ

どこにでも持ち歩けるモバイルモニター「C1422H」

PCを使った業務や作業を効率化する観点から、オフィスや自宅においてPCをマルチモニターで使っている人も少なくないと思う。「外出先やシェアオフィスでもマルチモニター環境を構築できたら……」と考えるのは自然だろう。

もちろん、デル・テクノロジーズは外出先でもマルチモニターを実現するための選択肢を用意している。「Dell コラボレーションシリーズ C1422H」がそれだ。

Dell コラボレーションシリーズ C1422Hは、持ち運びに便利なサイズ感が魅力のモバイルモニターだ

C1422Hを活用した「Hybridデュアルディスプレイ」をお勧めする理由

C1422Hは、DisplayPort Alternate Modeに対応するUSB Type-C端子を備えるノートPCと組み合わせて使うモバイルモニターだ。USB Type-Cケーブルをつなぐだけで、どこでもデュアルディスプレイ環境を構築できる。駆動に必要な電力はノートPCから供給されるので、別に電源を用意する必要もない。

C1422Hは左右にUSB Type-C端子を備えており、PCとの接続に使っていない端子を使った「パススルー給電」にも対応している。パススルー給電機能を使って「電源アダプター→C1422H→ノートPC」という順番でつなげば、ケーブル回りをスッキリと整理しやすくなる。

C1422は14型ノートPCとほぼ同じサイズ。オフィス内であれば、写真のようにノートPCと重ねて持ち運ぶと便利である
スリーブケースとUSB Type-Cケーブル(C to C)も付属する
パススルー給電機能を使えば、ケーブル回りの整理をしやすくなる
14型ノートPCと並べて使う場合の奥行きのイメージ。かなりコンパクトなスペースでも、デュアルモニター環境を構築可能だ。左右両方にUSB Type-C端子を備えることで、意外と悩みやすい設置場所にも困らない

本体はスタンド一体型で、置き方を工夫することで縦置きもできる。対面で画面を見せる機会の多い人なら、C1422Hを相手側に置くことでアクリル板越しでも画面を見せやすくなる。

さらに、自宅やオフィスでの便利な使い方としてノートPC、既存の据え置きディスプレイと併用したトリプルディスプレイもお勧めしたい。ノートPCを交えたトリプルディスプレイ環境を据え置きモニターで実現しようとすると、かなり広いスペースが必要だが、C1422Hを使えば設置面積を節約しつつトリプルディスプレイ環境を構築できる。同社では、これを「Hybrid Dual Display」と名付けて、積極的にプッシュしている。

C1422Hの右側面には電源ボタンとUSB Type-C端子を備える
USB Type-C端子、輝度調整ボタン、OSD(オンスクリーンディスプレイ)メニューのボタンを備える。写真の通り、スタンドは画面をかなり寝かせても安定して支えてくれる
対面して座っている相手に対して写真のようにC1422Hを設置すれば、アクリル板越しに画面を見せやすくなる
置き方を工夫すれば、縦置きでも使える
C1422Hをうまく使うことで、据え置きディスプレイ1台プラスαの設置面積でノートPCを絡めたトリプルディスプレイ環境を構築できる。デル・テクノロジーズとしては、据え置きディスプレイの下にノートPCとC1422Hを配置するレイアウトを“Hybrid Dual Display”環境と呼び、イチオシしている
Hybrid Dual Displayでは、思った以上に奥行きを取らずにトリプルディスプレイ環境を構築できるのが分かる(写真は31.5型のU3223QZを使った例)

U3223QEとC1422Hは共に「超すごい機能」を備えているわけではない。しかしビジネスで使うディスプレイとして便利な機能をミニマルなボディーに収めていることが好印象である。導入する側の立場で見ると「何が必要か、よく分かっているじゃないか」と思える製品が多い。

デル・テクノロジーズのモニターの出荷台数が9年連続世界一(※1)なのは、このような製品性の高さが評価された結果といえるだろう。

(※1)出典:IDC Worldwide Quarterly PC Monitor Tracker 2013 Q2 – 2022 Q1 Share by Brand>

安心その2:製品に施された「サステナビリティー」への配慮

デル・テクノロジーズは会社を挙げてサステナビリティーの向上に注力している。それは世に出る製品の開発にも反映されており、製品の多くが環境配慮型となっている。

サステナビリティーといえば、昨今よく聞く「SDGs(持続可能な開発目標)」、少し前であれば「CSR(企業の社会的責任)」の一翼を担う重要な考え方の1つだ。サステナビリティーを考慮したデル・テクノロジーズのPCや周辺機器を使うことは、そのまま企業価値の向上にもつながるのだ。

デル・テクノロジーズは会社を挙げてサステナビリティーの向上に注力している。そのことは製品開発も同様である(参考記事)

サステナビリティーの観点において、2021年以降に発売された同社のビジネス向けモニターは、共通して以下の特徴を備えている。

  • プラスチックの85%にリサイクル素材を利用(※2)
  • ENERGY STAR(国際エネルギースター)認証」を取得
    – 国際基準に基づく省電力性を確保している
  • EPEAT(イーピート)認証」のGold認証を取得
    – IT機器の環境配慮性において最高位の評価を得ている
  • TCO Certified(TCO認証)」を取得
    – IT機器のサステナビリティーに対する配慮がなされている
  • 100%リサイクル可能な段ボールを使って梱包(こんぽう)(※3)
    – FSC認証の持続可能な資源を使ったバージンペーパー、再生段ボール、再生繊維を利用している
  • 使っていない時にモニターを暗くしたりスリープしたりする「PowerNap」の搭載(※4)

(※2)重量ベースでの比率
(※3)Dシリーズを除く
(※4)PCにユーティリティーアプリ「Dell Display Manager」をインストールすることで利用できます

デル・テクノロジーズのモニターの梱包は、環境に優しいだけでなく組み立てやすさに配慮していることでも定評がある。この写真はハイエンドモデルのUシリーズだが、パッケージを開けると姿を見せる組み立て手順書の指示に従ってスタンドを先に組み立ててからモニター本体に取り付けて引き上げるだけでOKだ。組み立てるために工具や広い場所を確保する必要もない

ディスプレイのサステナビリティーへの配慮の例として、2018年に発売された「Dell デジタルハイエンドシリーズ U3219Q」と、先に紹介したU3223QEを比較しよう。

U3219Qと比べて、U3223QEはコントラスト比が1300:1から2000:1になるなど、パネルのスペックが上がっている。スペックが上がったとなると、普通なら消費電力は上がりそうなものだが、消費電力は約46Wから29.4Wに削減されている

モニターは世界でたくさん使われているからこそ、消費電力が地球環境に与える影響はバカにできないほど大きい。冒頭でも述べたが、デル・テクノロジーズは、社会で進む変化を“先取り”する取り組みで知られる。モニターの消費電力削減を通して、地球を取り巻く課題に挑戦しているのだ。

もちろん、消費電力の削減はユーザーにとっても電気代の削減という観点で歓迎すべきことである。ある意味で「一挙両得」な取り組みともいえそうだ。

サステナビリティーへの配慮は、モニターを使うユーザーにとってもメリットが大きい

安心その3:買った後も安心な充実の「サポート」

一般的に液晶モニターの寿命は5~10年とされ、PCと比べて長い傾向にある。しかし、一流のメーカーから、どれだけ高性能で、丈夫で、環境に配慮した製品を買ったとしても、利用中に不具合が起きるリスクをゼロにすることはできない。モニターに限らず全て電子機器にいえることだが、「トラブルは必ず起こるものだ」という大前提に立ってサポート体制がしっかりとした製品を購入することを強くお勧めする。

その点、デル・テクノロジーズのモニターはサポート体制が充実していることで知られている。簡単にその特徴を紹介していこう。

3年間の製品保証+良品交換サービス

デル・テクノロジーズのビジネス向けモニターは、全モデルに3年間の製品保証が付帯する。購入日から3年間であれば、自然故障は無償で修理可能だ。

……と、ここで気になるのは「修理にかかる時間」である。その点でも安心してほしい。同社のビジネス向けモニターは「翌営業日出先交換サービス保守」に対応しており、最短で故障申告の翌営業日に良品が送付される。故障したモニターは、良品へと交換した後に指定の場所に送付すれば良い。

良品交換の最大のメリットは、モニターを使えない時間を最小化できることにある。予備機材に余裕がないという企業にとっては、非常にありがたい対応といえる。

デル・テクノロジーズのビジネス向けモニターには、3年間の製品保証が付帯する。良品交換サービスにも対応しているので、故障時のダウンタイムを最小化できる。この図は「故障が発生した際にかかる時間」を一般的なセンドバック保守と比較したものである

ドット抜け(ホワイトドット)に対する交換保証(一部モデルのみ)

デル・テクノロジーズのビジネス向けモニターの一部モデルには、パネルに常時点灯ピクセルが1つでもある場合に無償で代替品に交換してくれる「プレミアムパネル保証」も付帯する。この保証の対象となるモデルは以下の通りだ。

  • Dell プロフェッショナルシリーズ(全モデル)
  • Dell デジタルハイエンドシリーズ(全モデル)
  • Dell コラボレーションシリーズ(一部モデル)

特に画像/写真や動画を扱う業務に従事している人にとって、いわゆる「ドット欠け」は想像以上に気になるもの。クリエイティブユーザーにとって、プレミアムパネル保証は心強い味方となってくれるはずだ。

注意!
プレミアムパネル保証は黒点(非表示ピクセル)は対象外となります。

一部のモデルには常時点灯ピクセルに対する「プレミアムパネル保証」が付与されている。これも先述の良品交換サービスの対象となる

故障時切り分けサービス(デル製PC/ワークステーション利用時)

モニターの不具合は、モニター自身ではなく組み合わせているPCやワークステーションが原因で発生することもある。しかし、不具合の原因の切り分けは簡単ではなく、「モニターの故障を疑って修理に出してみたら、モニター自身には異常がなかった」なんていう話もよく聞く。

その点、デル・テクノロジーズでは、同社製のPC/ワークステーションとモニターを組み合わせて使っている場合は故障原因の切り分けを迅速に行ってくれる。モニターだけでなくPC/ワークステーションも“デル”にしておけば、サポートによる重複した説明や「たらい回し」のリスクを極小化できる。

こうしたサポートの“安心さ”は、うっかりすると軽視してしまうポイントではある。しかし、不意の機器トラブルに左右されずに、企業全体や担当部署が本来の業務を円滑に行えるようにするためには、非常に重要な視点だ。万全なサポートサービスは、機材の保守担当者にとって、心強い味方となるのである。

モニター選びに迷ったらデル・テクノロジーズのWebサイトへ!

ここまで紹介してきたように、デル・テクノロジーズのモニターは製品の機能性が高く、サステナビリティーにも配慮が行き届いていて、サポートも万全だ。たくさん用意されたラインアップから最適なモデルを探すための仕組みもしっかりと用意されている。

モニター(ディスプレイ)の新規導入や買い換えを検討する際は、まず同社のWebサイトで“ピッタリなモノ”を探してみてほしい。

最新のビデオ会議向けディスプレイ「U3223QZ」もチェック!

Dell ビジネス向けモニター 総合カタログには、5月31日に発売されたばかりの「Dell デジタルハイエンドシリーズ U3223QZ」の情報も記載されている。

このモニターは先に紹介したU3223QEをベースとしてビデオ会議(Web会議)に必要なWebカメラ(4K撮影対応)、マイク(ノイズリダクション機能付き)とステレオスピーカー(14W出力)を搭載したものだ。WebカメラはHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影、AIオートフレーミングやWindows Helloの顔認証にも対応している。

間もなく発売予定であるDell デジタルハイエンドシリーズ U3223QZは、デル・テクノロジーズのビデオ会議用モニターとしてはかなりハイエンドな構成となっている
U3223QEと同じく、液晶パネルはIPS Blackテクノロジーを適用した31.5型IPS液晶を搭載する。ComfortView Plusに対応していることも同様だ。ただし、付属のスタンドはピボットに対応しない

本体正面にはビデオ会議をする際に便利な操作ボタンがある。Microsoft Teams認証を取得していることもあり、同アプリを一発起動するボタンも前面下部に備えている。

カメラ、マイクやスピーカーを搭載する分、U3223QEよりも販売価格は高めだが、高画質なビデオ会議に必要なアイテムが一気にそろうという観点に立つとかなり便利なアイテムといえる。USB PDによる給電とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力に対応するノートPCと組み合わせて使えば、カメラも含めてケーブル1本でつなげられるのも便利だ。

「究極のビデオ会議環境を構築したい」という人は、ぜひ最新情報をチェックしてみてほしい。

画面上部にあるWebカメラは、4K撮影、HDR撮影、AIオートフレーミングや顔認証に対応する高機能タイプだ
カメラを使わない場合は、カメラオフスイッチを操作することで物理的にシャッターを閉じられる
画面左下にあるビデオ会議用の操作ボタン(タッチ式)。左からMicrosoft Teamsボタン、受話ボタン、音量ダウンボタン、音量アップボタン、マイクミュートボタン、カメラオフスイッチが並ぶ

ただ、そのハイエンドさゆえに値は張る。「4Kカメラや広色域の対応はなくてもいいかな」という人には、より手頃な「Dell コラボレーションシリーズ ビデオ会議用モニター」をお勧めしたい。約500万画素のポップアップ式Webカメラ(フルHD撮影/顔認証対応)、マイク(ノイズキャンセリング対応)、5Wデュアルスピーカーを備えており、ビデオ会議をより快適にこなせる。

詳しくは、下の動画をチェックしてみてほしい。

Dell コラボレーションシリーズ ビデオ会議用モニターの魅力

この記事は ITmedia PC USER (https://www.itmedia.co.jp/pcuser/)に2022年6月に掲載されたコンテンツを転載したものです。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2206/09/news003.html

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