2015年9月1日
デル株式会社
デル、Dell Storage SCシリーズにおいて
TLC 3D NANDテクノロジ SSD搭載モデルを提供開始
~最新のフラッシュドライブテクノロジにより、
HDD構成と同価格水準で劇的なパフォーマンス向上を実現~
デル株式会社 (本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、以下デル) は、本日、業界に先駆け、高度な自動階層化機能を備えた共有ストレージ「Dell Storage SCシリーズ(以下SCシリーズ)」に、新たにTLC 3D NANDテクノロジSSD搭載モデルを加え、提供開始することを発表しました。 TLC SSDモデルのストレージ容量は、480GB/ 960GB/1.9TB/3.8TBの4種をラインアップしています。
SCシリーズには、エントリー・レベルの「SCv2000」からエンタープライズレベルの「SC4020」、「SC8000シリーズ」があり、全モデルに実装されているインテリジェント機能により、高速フラッシュSSD (SLC)、低速フラッシSSD(TLC又はMLC)、及びHDDの間でデータの自動階層化を行います。
使用頻度の高いデータを高パフォーマンスの高速フラッシュSSDで処理し、使用頻度の低いデータは大容量の低速フラッシュSSD及びHDDに格納することから、予算を抑えながらも容量を犠牲にすることなく、大量のデータ処理を行うワークロードのコスト・パフォーマンスを最大化します。
デルは、HDD搭載ストレージと同等の価格でオールフラッシュストレージ構成の提供を実現するという戦略的アプローチを展開しており、TLC SSD搭載モデルによって、その取り組みをさらに加速させていきます。
– 新モデルは、15K HDD搭載モデルと比較した場合、書き込み性能で24倍、読み取り性能では8倍ものパフォーマンス向上*を実現します。
– さらに、TLC SSDを読み出し重視 (RI: Read-Intensive)階層に利用した場合、従来のRI階層と比較して、50%のコスト削減*を可能にしています。
– 3.8TB構成モデルを採用することにより、従来のRI階層と比較して、そのディスク容量は2倍に拡大しています。また、SC8000では最大3PBのオールフラッシュ構成をサポートします。
*パフォーマンス・容量比較・コスト削減比率はデルによる独自テストに基づく
TLCモデル対15K HDD構成比較
Dell Storage SC2020(1Gb iSCSI、オプションライセンスなし)
*記載している販売価格は税抜、配送料・保守料金込みの金額です。
*32k-64k、読込:書込=70:30
SC8000+SC220(1Gb iSCSI、ベースライセンスのみ)
*記載している販売価格は税抜、配送料・保守料金込みの金額です。
*32k-64k、読込:書込=70:30
Dell Storage SCシリーズ
TLC 3D NANDテクノロジSSD搭載モデル
【提供開始日】
2015年9月1日(火)~
【最小構成価格】
*表記の価格は、税抜、配送料・保守料金込みの金額です。
・SC8000: 885万円 ~
構成: ネットワーク: iSCSI 1G
ストレージ: SSD 480GB x 6
製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/dell-compellent-sc8000/pd
・SC4020: 430万円 ~
構成: ネットワーク: iSCSI 10G
ストレージ: SSD 480GB x 6
製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/dell-compellent-sc4020/pd
・SCv2020: 360万円 ~
構成: ネットワーク: iSCSI 1G
ストレージ: SSD 480GB x 7
製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/storage-sc2000/pd
*記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。