2015年6月24日
デル・ソフトウェア株式会社
Dell SonicWALL、高いパフォーマンスとセキュリティを同時に実現する
ワイヤレス・ネットワーク・セキュリティ・ソリューション
「Dell SonicPointシリーズ」を発表
デル・ソフトウェア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中村共喜、以下、デル・ソフトウェア)は本日、ギガビットクラスの高速通信を実現するIEEE 802.11acワイヤレステクノロジーと、SonicWALLが誇る次世代ファイアウォールを一体化したワイヤレス・ネットワーク・セキュリティ・ソリューション「Dell SonicPointシリーズ」を発表しました。「Dell SonicPointシリーズ」は、「Dell SonicPoint ACe/ACi/N2」の3つのモデルがあります。
ワイヤレスネットワークを活用している企業、学校、病院などでは、広い帯域を必要とするモバイルアプリの利用や大量のデータ送受信には、高速で安定したワイヤレスネットワークが不可欠です。しかし、アクセスポイントの帯域幅を奪いあうような状況では、輻輳(ふくそう)による干渉や信号の劣化のおそれが生じます。このようなパフォーマンスへのニーズに応え、同時に高度なネットワークセキュリティ対策も実現するソリューションがDell SonicWALLの「Dell SonicPoint」シリーズです。
「Dell SonicPoint」は、多種多様な脅威への対策として、包括的なセキュリティ侵入防御、SSLの復号化と検査、アプリケーション制御、コンテンツフィルタリングの各機能に加えて、ワイヤレス侵入検出/防御、仮想アクセスポイント、ワイヤレス・ゲスト・サービス、クラウドアクセス制御リストなどを備えています。
エンタープライズクラスのパフォーマンス
「Dell SonicPoint」は、802.11acのサポートで最大1.3 Gbpsのワイヤレススル―プット、802.11nと比べて約3倍の性能を発揮します。この優れたパフォーマンスにより、広い帯域幅を必要とするモバイルアプリ(動画や音声 など)の使用、接続数の多い環境下の使用においても、信号の劣化を低減します。
- 「Dell SonicPoint ACeおよびACi」は、2つの無線装置を搭載します。一つを比較的接続数の少ない5 GHz帯専用に割り当て、干渉を最小限に抑え、高い信号品質を維持すると同時に、もう一方を2.4 GHz 帯に割り当て、802.11b/g/nの既存クライアントに対応可能です。SonicPointは送受信に複数のアンテナを搭載し、3×3 MIMに対応しているため、信号品質、到達距離、信頼性が優れています。
- 「Dell SonicPoint N2」も2つの無線装置搭載、複数のアンテナを搭載し信号品質、到達距離、信頼性が優れています。またDell SonicWALLワイヤレス・ネットワーク・セキュリティ・ソリューションのすべての利点を持っており、既存の802.11nの資産を無駄にしません。
容易なセットアップと一元的管理
セットアップから運用までを簡略化しTCOの削減に貢献します。
- Dell SonicWALLファイアウォール製品はSonicPointを自動検出およびプロビジョニングが可能。SonicPointとセキュリティに関する日常的な管理と監視は、ファイアウォールまたはDell SonicWALL Global Management Systemを通して一元的に処理します。ネットワーク管理者は、有線とワイヤレス両方のネットワークを一つのコンソールからの管理が可能です。
- 省電力アクセスポイント仕様。クライアントからのアクティブな接続がない場合に、双方の無線をスリープモードにすることにより消費電力を削減します。クライアントが接続を試みると、SonicPointはスリープモードを終了します。
包括的かつ高度なセキュリティ性能
- RFDPI: Dell SonicWALL次世代ファイアウォールの再構築不要のディープ・パケット・インスペクション(RFDPI:Reassembly-Free Deep Packet Inspection®)テクノロジーの適用により、有線およびワイヤレスネットワーク上のすべてのトラフィックをスキャンし、侵入、スパイウェア、ウィルス、その他の脅威を排除します。
- ワイヤレスの侵入検出および保護機能: この機能により、ワイヤレスネットワークをスキャンして、未承認の(不正な)アクセスポイントを検出し、管理ファイアウォールが、デバイスへの接続防止など自動的に対応策を実施。
- ワイヤレス・ゲスト・サービス: ゲストユーザにインターネットにアクセスを限定しサービスを提供できます。ゲストユーザは仮想アクセスポイントにて認証を受けたのち利用できます。
- ライトウエイト・ホットスポット・メッセージング: この性能によりゲストユーザに対する認証インターフェイスのカスタマイズや、任意の認証方式に対応。
- キャプティブポータル: キャプティブポータルによりWebブラウザを通じてユーザをホームページに導き、認証経てインターネットへアクセスさせることが可能。
- 仮 想アクセスポイント: 管理者は、1つのアクセスポイントに対して最大8つのSSIDを作成し、それぞれに専用の認証とプライバシーの設定が可能。これによりワイヤレス・ネットワーク・トラフィックとカスタマーアクセスを論理的に区分しセキュリティを向上させます。
- Multi-RADIUS認証: 複数のRADIUSサーバーをアクティブ/パッシブモードで展開することで、高可用性を実現。プライマリRADIUSサーバー障害時、Dell SonicWALLファイアウォールが障害を検出し、セカンダリサーバーに切り替えます。各仮想アクセポイントでmulti-RADIUS認証に対応、WPA-EAP、WPA2-EAP、またはWPA2-Auto-EAPモードが可能です。
- セキュリティポリシーの強制: ネットワーク管理者は、ワイヤレストラフィックに対してファイアウォールルールを適用することができるため、有線/ワイヤレスの区別なくワイヤレスクライアントからネットワーク内のあらゆるホストへの通信を制御できます。
「Dell SonicPoint 」製品ウェブページ
http://www.dell.com/jp/business/p/sonicwall-clean-wireless-series/pd
Dell SonicPoint ACe | Dell SonicPoint ACi |
デュアル無線、取り外し可能な6つの外付アンテナ、802.11acのサポート、802.3at Power over Ethernet(PoE)インジェクタまたはACアダプタを通じた柔軟な電力供給などの特長を備えており、拡張性に優れたハイパフォーマンスなワイヤレスLAN接続環境を構築できます。 | 内蔵アンテナ、デュアル無線、802.11acのサポート、802.3at Power over Ethernet(PoE)インジェクタを通じた電力供給により、ハイパフォーマンスでありながらシンプルなワイヤレスLAN接続が可能です |
Dell SonicPoint N2 |
デュアル無線機能、取り外し可能な6つの外付アンテナ、802.11nのサポート、802.3at Power over Ethernet(PoE)インジェクタを通じた電力供給などの特長を備えており、コスト効率に優れたワイヤレスLAN接続環境を構築ができます。 |
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