2018年8月23日
デル株式会社
EMCジャパン株式会社
ミッドレンジ ストレージ アレイ「Dell Unity」および「Dell SCシリーズ」の
絶え間ないイノベーションを発表
ソフトウェアのメジャー アップデートにより、数々の新機能を提供
ニュースの概要
- Dell、市場をリードするミッドレンジ ストレージ ポートフォリオ全体を通じたソフトウェア オペレーティング システムのメジャー アップデートを発表
- 新しい「Dell Unity Operating Environment(OE 4.4)」が、ブロック/ファイル ワークロードに対するファイル ベースのレプリケーション、データ モビリティ、セキュリティ機能の大幅な向上を実現
- 新しい「Dell SCシリーズ」のオペレーティング システム(SCOS 7.3)が、パフォーマンスと容量の飛躍的な向上を実現するとともに、新しい「Unisphere HTML5」インターフェイスおよびデータ インプレース アップグレード機能を提供
- 「Dell Unity」、2016年5月の提供開始以来、RAWフラッシュ ストレージ容量1EB(エクサバイト)のマイルストーンに到達*1
2018年8月23日
デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、URL:http://www.dell.co.jp/ )と、EMCジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚 俊彦、URL:http://japan.emc.com/ ):(以下Dell)は、ミッドレンジ ストレージ ソリューションにおける継続的な投資とイノベーションに対するコミットメントを背景に、「Dell Unity」および「Dell SCシリーズ」ソフトウェアのメジャー アップデートを発表しました。これによって、導入企業はパフォーマンス、機能、また製品への投資効果をより長期間活用できるように設計されたパワフルな新機能を利用することができます。
「Dell Unity」と「Dell SCシリーズ」のオールフラッシュおよびハイブリッド ストレージ アレイの両方に組み込まれているソフトウェアの一部として、現在有効なProSupport(プロサポート)契約を有しているユーザー企業は、無償でオペレーティング システムをアップグレードして、ワークロード パフォーマンス、ストレージ容量、データ保護能力、可用性を高めることができます。
「Dell Unity OE」の新機能
2016年5月の提供開始以来、1EB(エクサバイト、PBの1,000倍)以上*2のRAWフラッシュ ストレージ容量を提供している「Dell Unity」は、いまやミッドレンジ ストレージ ソリューションのベンチマークとなっています。究極のシンプルさと価値を提供できるように構築された「Dell Unity」によって、導入企業は展開の高速化、管理の合理化、統合したストレージ ワークロードのクラウドへのシームレスなティアリングを実現できます。
新しい「Dell Unity」の稼働環境では、下記の新たなレプリケーション、データ モビリティ、セキュリティなどの機能を提供し、ビジネスをサポートするアプリケーションの継続的なオペレーションを実現します。
アレイベースのファイル レプリケーション
- 新しいアレイベースのファイル レプリケーション ソリューション「Metrosync」が、迅速なリカバリとセカンダリ データセンターへの自動化したフェイルオーバーによって、トランザクショナル ファイル アプリケーションを保護
- 2-Way NDMP がパフォーマンス向上を実現し、NASバックアップ時間を短縮すると同時に、WAN/LANネットワークの輻輳(ふくそう)を軽減
データ モビリティ
- 内蔵のデータ モビリティ機能により、他社製ストレージ アレイから「Dell Unity」にブロックデータを移行
セキュリティの強化
- LDAP/ADの強化によりMicrosoft環境におけるパフォーマンス、可用性、検索の柔軟性が向上
「Metrosync」は、アレイベースのレプリケーションを完全に補完するソリューションを提供し、すべての「Dell Unity」ハイブリッド/オールフラッシュ構成で、同期/非同期のブロックおよびファイル レプリケーション オプションを利用することが可能になりました。これらのレプリケーション オプションの組み合わせにより、トランザクショナル アプリケーション データのRPO(目標復旧時点)とRTO(目標復旧時間)、長距離ディザスタリカバリ、データのアグリゲーションと配布の向上を実現します。
「Dell SCシリーズ」のパフォーマンスと容量強化、新HTML5ユーザー インターフェイス
Dellのエンジニアは、数四半期にわたり「SCシリーズ」ハイブリッド/オールフラッシュ アレイから、より高いパフォーマンスと効率性を引き出すと同時に管理性、アナリティクス、モニタリング機能を高めるために、SCOSの徹底的なコード最適化に取り組んできました。
最新の「SCOS 7.3」が提供する機能は以下の通りです。
大幅なIOPSパフォーマンス向上
- 最大220万IOPS/アレイ - マルチアレイ フェデレーション環境では2,000万IOPS以上*3
- 現行のすべてのSCアレイ モデルを通じて、最大IOPSが倍増*4
- すべてのSCアレイを通じて、50,000~100,000多く*5の混合ワークロードIOPSをサポート
シングル/マルチアレイ環境の管理性が向上
- 新しい「Unisphere for SC HTML5 Web UI」が一般的なストレージ管理タスクの簡素化と自動化を実現するとともに、「Unisphere for Dell Unity」と同じ見た目と使用環境を提供
これまでより簡単かつコスト効率の良いアップグレードと拡張
- アレイあたり最大2倍の最大容量*6
- 広く普及している「SC4020」のデータ インプレース アップグレードが、新しいSCモデルへのコスト効率に優れたデータ移行オプションを提供
- 「SCv2000」と他の「SCシリーズ」アレイのフェデレーション/レプリケーションが可能
エンタープライズ クラスの効率性と可用性が向上
- 100Gbおよび25Gb iSCSIネットワーク ハードウェアのサポートにより、将来の成長にも柔軟に適応するソリューションを提供するとともに投資を保護
- 分散スペア処理によるI/O効率の向上、最大500%高速*7なリビルド
- 高可用性環境で低いレイテンシとネットワーク トラフィックの軽減を実現するように設計されている「Live Volume」の強化
最新の「SCOS 7.3」にアップグレードすることで、「SCシリーズ」の導入企業は一夜にしてワークロードのパフォーマンスを飛躍的に高めることが可能になります。SCアレイの3モデルが、100万超*8のIOPSを提供します。Dellによるテストでは、VDIやSQL OLTPといった実際のアプリケーションにおいて、「SCOS 7.3」は33%*9から54%*10のパフォーマンス高速化を実現しています。
価格と提供について
■価格(税別):「Dell Unity」 /「Dell SCシリーズ」:各製品300万円台~
■提供開始時期:「Dell Unity OE 4.4」および「Dell SCシリーズ SCOS 7.3」は、現在有効なデルProSupport契約を結んでいるユーザー向けの無償ソフトウェア アップグレードとして提供されます。
■提供について:デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供します。
■製品写真:
Dell Unity : http://www.dellemc.com/content/dam/uwaem/production-design-assets/jp/news/photo-library/Dell_unity.png
Dell SCシリーズ : http://www.dellemc.com/content/dam/uwaem/production-design-assets/jp/news/photo-library/Dell_SC7020F_bezel_Stack_LF_NEW.png
*1 デル社内販売データに基づく(2016年5月~2018年4月)
*2 2018年2月に実施した社内テストに基づく。「SC9000」について、7.3 vs. 7.2ファームウェアを比較(4Kセクター トランスファー サイズ、100%シーケンシャルリード)。実際のパフォーマンスは構成、利用状況により変動します。
*3 2018年2月に実施した社内テストに基づく。「SC9000」、「SC7020」、「SC5020」、「SCv3020」アレイについて、7.3 vs. 7.2ファームウェアを比較(4Kセクター トランスファー サイズ、100%シーケンシャルリード)。実際のパフォーマンスは構成、利用状況により変動します。
*4 2018年2月に実施した社内テストに基づく。「SC9000」、「SC7020」、「SC5020」、「SCv3020」アレイについて、7.3 vs. 7.2ファームウェアを比較(4Kセクター トランスファー サイズ、70%読取り、30%書込み)。実際のパフォーマンスは構成、利用状況により変動します。
*5 2018年2月に実施した社内テストに基づく。「SC9000」、「SC7020」、「SC5020」アレイについて、7.3 vs. 7.2ファームウェアを比較。
*6 Dellによる社内テストに基づく。「SCv3000」アレイについて、分散スペア処理モードが有効な場合と無効な場合を比較。実際のパフォーマンスは構成、利用状況により変動します。
*7 2018年2月に実施した社内テストに基づく。「SC9000」、「SC7020」、「SC5020」アレイについて、4Kセクター トランスファー サイズで100%シーケンシャルリードを実行。実際のパフォーマンスは構成、利用状況により変動します。
*8 Dellによる社内テストに基づく。「SC9000」について、7.3 vs. 7.2ファームウェアを比較。実際のパフォーマンスは構成、利用状況により変動します。
*9 Dellによる社内テストに基づく。「SC9000」について、7.3 vs. 7.2ファームウェアを比較。実際のパフォーマンスは構成、利用状況より変動します。
*10 2018年2月に実施したDell社内テストに基づく。「SC9000」について、TPC-Eに近いワークロード(8Kセクター トランスファー サイズ、95%読取り)で7.3 vs. 7.2ファームウェアを比較。実際のパフォーマンスは構成、利用状況、製造時のばらつきにより変動します。
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■デル株式会社について
デルは世界市場トップレベルのシェアを誇るエンドツーエンドのソリューション・プロバイダー、Dell Inc.の日本法人です。 総合 IT ソリューション事業 – パソコン・モバイル端末から基幹システムやクラウドの導入支援、セキュリティサービスに至るまで包括的な IT ソリューションを提供。http://www.dell.co.jp/
■EMCジャパン株式会社について
EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。 http://japan.emc.com/
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