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2024年9月6日 12:09

PowerScale CloudPoolsで転送したデータのSnapshotについて

CloudPoolsでCloudへ転送したデータは、クラスタ側にスタブ(ファイルのメタデータ)のみが残る認識となります。

PowerScale側でスタブのSnapshotを取得し、Windows上で以前のバージョンタブからSnapshotを復元した場合、スタブとして復元されるのでしょうか?

それともSnapshotの復元時にread処理が発生するため、クラスタ上に実データとして保持(recall)される動作となるのでしょうか。

お手数ではございますが、ご教示いただけますと幸いです。

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2024年9月9日 06:30

Naoitoさん

 

PowerScale側でスタブのSnapshotを取得し、Windows上で以前のバージョンタブからSnapshotを復元した場合、スタブとして復元されるのでしょうか?
それともSnapshotの復元時にread処理が発生するため、クラスタ上に実データとして保持(recall)される動作となるのでしょうか。

 

⇒スタブファイルはユーザーには透過的に機能するので、復元されるのはアクセスしようとしたファイル、としてユーザには見えることになります。
クラスタ上でスタブファイルをSnapshotして保存することも可能ですが、復元時にはあくまでスタブファイルとして復元され、Recallはされません。Recallはスタブファイルを実データに置き換える動作をいい、この作業はPowerScaleからのコマンドでのみ可能です。


参考:Isilon Cloudpoolsの動きに関して

 

参考:CloudPools Operation Workflows | Dell Technologies Info Hub
The recall operation is the CloudPools process of reversing the archive process. It replaces the SmartLink file by restoring the original file data on the PowerScale cluster and removing the cloud objects in cloud. The recall process can only be performed using the command line. The CloudPools recall process can be paused or resumed.

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2024年9月12日 11:55

ayasさん

スタブファイルとSnapshotの関係について、分かりやすくご説明いただきありがとうございます。

いただいた回答について理解できました。

スタブファイル関連について、追加でご質問となるのですが、

複数モデル混在のクラスタでスタブファイルをRecallした場合、

実データとして利用されるNodePoolsの容量は、スタブファイルが格納されていたNodePoolsの理解であっておりますでしょうか。

たとえば、H700+A300のクラスタで、

A300のNodePoolsにスタブファイルが保存されていた場合、

Recallで消費される容量はA300のNodePoolsで、H700側のNodePoolsの容量は消費されないかのご確認になります。

お手数ではございますが、ご教示いただけますと幸いです。

Moderator

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2024年9月13日 06:40

Naoitoさん
ご返信を有難うございます。

複数モデル混在のクラスタでスタブファイルをRecallした場合、
実データとして利用されるNodePoolsの容量は、スタブファイルが格納されていたNodePoolsの理解であっておりますでしょうか。


⇒Recallは元のDirectoryへデータをクラウドからに戻すことになります。直後にはそのスタブファイルのあった場所にデータが戻ることになりますが、ファイルに対するFile Policyによってデータの再配置が流れたタイミングで必ずしも元のスタブファイルのあったA300のNodePoolsに実データがとどまるわけではないです。


PowerScale OneFS 9.9.0.0 CLI Command Reference

Page 217 
The isi cloud recall command restores the full file to its original directory, and overwrites the associated SmartLink file. If the file pool policy that originally archived the file to the cloud is still in effect, the next time the SmartPools job runs, the recalled file is archived to the cloud again. If you do not want the recalled file to be re-archived, you can move the file to a different directory that would not be affected by the file pool policy, or you can modify or delete the policy.

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17 メッセージ

2024年10月9日 03:10

ayasさん

ご回答ありがとうございます。

>直後にはそのスタブファイルのあった場所にデータが戻ることになりますが、ファイルに対するFile Policyによってデータの再配置が流れたタイミングで必ずしも元のスタブファイルのあったA300のNodePoolsに実データがとどまるわけではないです。

→ こちらについては、データをリコール後にファイルに対するFile Policyが流れなければ(リコールしたデータを動かさなければ)、元のスタブファイルがあったNodePoolsにリコールデータは留まるという理解であっておりますでしょうか。

Moderator

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6.7K メッセージ

2024年10月9日 04:39

 

naoitoさん

 

ご返信を有難うございます。ご理解の通りです。

 

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