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[DataDomain]物理容量レポート作成
DataDomainのPCMについての質問です。
下記の資料を参照しています。
https://www.dell.com/support/kbdoc/ja-jp/000058798/%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AE%B9%E9%87%8F%E3%81%AE%E6%B8%AC%E5%AE%9A%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88pcm-pcr%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%82%E3%82%8B%E8%B3%AA%E5%95%8F
[質問1]
>PCMは使用量の合計をどのように計算しますか?
>PCMは、mtreeスナップショットを使用して、ファイル グループの物理使用率を判断します。
>その結果、PCMジョブが開始されると、次の処理が行われます。
>基盤となるMTreeに対してmtreeスナップショットが作成されます。
mtreeスナップショット が作成されるようですが、作成されるサイズは一意ですか?
mtreeのサイズなどによって決定されるものでしょうか。
それとも事前の計算は難しく、作成されるサイズを確認するのみでしょうか。
[質問2]
基本的にスケジュール設定時と下記を除いては、即時実行される理解ですが相違ないでしょうか。
・アクティブ階層のクリーニングがシステムで実行されている
・MTreeに対して実行されているPCMジョブがすでにいくつかある
[質問3]
特定のユーザーが一度に1つのMTreeに対して作成できるPCMスナップショットの数には厳密な制限がある
という記載がありますが、具体的な制限についてご教示ください。
[質問4]
PCMスナップショットの期限は変更可能でしょうか。
[質問5]
デフォルトでは、PCMスロットルは20に設定されていると思いますが、
100に近づけることによって、IOに影響を与える可能性があり、基本的には
設定変更は推奨しないのでしょうか。
ayas
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2024年9月11日 07:11
Netherland Dwarf rabbitさん
[質問1]
mtreeスナップショット が作成されるようですが、作成されるサイズは一意ですか?
mtreeのサイズなどによって決定されるものでしょうか。
それとも事前の計算は難しく、作成されるサイズを確認するのみでしょうか。
⇒後述の記述から(太字のところ)File Systemによるとあるので計算対象のMtreeによります。
参考:Dell PowerProtect DD Management Center (DDMC) 7.9 Installation and Administration Guide
Page 63
PCM measures the physical capacity consumed by a subset of files within the file system, based on how the files in the subset deduplicate with other files in the subset. In other words, it measures the physical capacity that would be consumed on a Data Domain or PowerProtect system by a set of files, if that set of files were the only files on the system. This is a point in time measurement, based on when the measurement is requested.
[質問2]
基本的にスケジュール設定時と下記を除いては、即時実行される理解ですが相違ないでしょうか。
・アクティブ階層のクリーニングがシステムで実行されている
・MTreeに対して実行されているPCMジョブがすでにいくつかある
⇒ご理解の通りです。
[質問3]
特定のユーザーが一度に1つのMTreeに対して作成できるPCMスナップショットの数には厳密な制限があるという記載がありますが、具体的な制限についてご教示ください。
⇒内部資料だとPCRSnapshotについてはMtreeにつき3つがその制限になります。
また使用量に関しても制限があるのでご参考まで。。。
Dell EMC Knowledge Article 000017922 :Physical Capacity Measurement disabled due to space
Physical Capacity Measurement is temporarily aborted by design when space usage is above 90% for space consumption/ internal resource management. If the Data Domain system reaches close to space-full condition (>90% capacity utilized), it will cancel the PCM jobs followed by disabling PCM/PCR. During this time the PCM snapshots will be destroyed. This action is to avoid snapshots holding up storage resources.
[質問4]
PCMスナップショットの期限は変更可能でしょうか。
⇒Mtreeに対してPCMスナップショットの期限を変更する方法は公開されていないようです。(PCMレポートを作成するたびにSnapshotが作成されてもそのレポートは
システムによって削除されるとあります)
念のため詳しい人に確認しましたが、この変更は避けたほうが良い、という話でした。
[質問5]
デフォルトでは、PCMスロットルは20に設定されていると思いますが、
100に近づけることによって、IOに影響を与える可能性があり、基本的には
設定変更は推奨しないのでしょうか。
⇒推奨しない、という形での記述はないですが「larger impact PCM jobs may have on other workload on the system.」とあることからそのリスクについては言及しているため、推奨はしていない、と判断できます。
参考:Dell EMC Knowledge Article 000058798 DDOS Physical Capacity Measurement or Physical Capacity Reporting Frequently Asked Questions
Is it possible to control the resources used by PCM on a system?
PCM uses a throttling mechanism which is similar to that used by active tier clean, that is the PCM throttle can be set from 0 (not aggressive) to 100 (aggressive). Obviously, the higher the throttle, the more resources are used by PCM and the larger impact PCM jobs may have on other workload on the system.