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2020年10月27日 02:00

PowerScale S3編

*こちらの記事は2020年10月に開催されたAsk The Expert Discover PowerScale からの内容になります。

 

皆さん こんにちは!

いかがお過ごしでしょうか。私は先日最終回だった日曜夜のドラマが気になって仕方ない日々でした。と、さておき本題に入ります!

本日は、OneFS 新機能の S3 & DataIQについてご紹介します。

 

S3対応について

ご存知のとおり、Amazon Web Services社より「Amazon Simple Storage Service(略してAmazon S3)」と呼ばれるクラウドストレージサービスが提供されています。このサービスは、元来オブジェクトストレージの機能をベースにしており、サービスを利用するためのREST APIがAWS社より提供されている。このAPIを一般的に「S3 API」と呼んでいます。Amazon S3が幅広く利用されていることから、S3 APIはオブジェクトストレージ アクセスプロトコルのデファクトスタンダードとなりつつあります。

参照:AmazonS3詳細 

 

このようにOneFSは世の中のニーズに合わせて、アクセスプロトコルについても進化しています!

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OneFS S3の特長

  1. マルチプロトコルに対応
  • SMB、NFSなどの他のプロトコルからも同一ファイルにアクセス可能
  1. AWS署名 V2とV4の両方をサポート
  2. パス形式および仮想ホスト形式の両方をサポート
  3. マルチパート アップロードに対応
  4. アクセスIDとSecret Keyの管理がWebUI、CLI、PAPIを通して可能
  5. バケットACL、オブジェクトACLを利用したアクセス制御が可能
  6. アクセスゾーンを利用したマルチテナント対応が可能
  7. 既存のデータサービスをサポート(SnapshotIQ、SyncIQなど)

 

このようにOneFSが持っている既存のデータサービスも活用ができるのです。

 

S3アクセス形式

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上記2つのリクエスト形式に対応。

ただ、Amazonから「Amazon S3は、2020年9月30日以降、パス形式のAPIリクエストをサポートしなくなります」と発表がありましたので、仮想ホスト形式リクエストでの対応が一般的になりますね。

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では、オブジェクトストレージでないOneFSの内部ではどのような構造になっているのかというと。ディレクトリ構造になっており、オブジェクトはファイルとして扱われています。

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アクセスコントロールについては、バケットとオブジェクトの2つのレベルでACLを設定しています。

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また、利用可能な既定のACLは以下となります。既定ACLについては以下を参照ください。

参照:既定ACL 

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サポートするAPIについてはAWS S3全てと言いたいところですが。。。まだまだ対応中の部分もあり現在は以下についてサポートしています。

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 参照:S3 API 詳細 

 

ただ、こんな場合もOneFSで使えるデータサービスを活用できるんです!

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足りないところはOneFSの機能もうまく活用して利用できればと思います。

 

S3を利用する際は、まだまだ、APIの作りや動きとの確認が必要なので、やはり検証などで事前確認をしましょう!

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