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Cyber Recovery Solution 簡易運用ガイド
こんにちは。
デル・テクノロジーズ データ保護専門部門(DPS)SEのMSS-Wです。
昨今、サイバー攻撃の被害が増加しています。
それに対して、デル・テクノロジーズでは、サイバー防御が突破されてしまった後、暗号化や破壊されてしまったデータの復旧を支援するため、従来から培ってきたデータ保護のノウハウと擁しているプロダクトを活かし、サイバー復旧のためのソリューションを提案させていただいています。
最もオーソドックスなご提案パターンにおけるデータの流れは以下のような方式です。
Step1:本番環境にてバックアップストレージ(PowerProtectDD)にデータを書き込みます。
PowerProtectDDの機能によって重複排除と圧縮による少ない容量での複数世代保管、改ざん防止を行います。
Step2:隔離(Vault)環境のバックアップストレージへデータをコピーし、複数世代保管を行います。
バックアップストレージはCyberRecoverySolutionによって管理されており、データのコピーを行う時のみアクセス可能になり、重複排除と圧縮によって短時間でのコピーが完了するとNICを閉塞し、データに対して完全にアクセスできない状態を作ります。
Step3:検証サーバ(CyberSense)によってデータのフルコンテンツスキャンを行います。
CyberSenseではリストアすることなく、サイバー攻撃の有無を高精度で検証します。
隔離(Vault)環境側でリストアテストを行う場合はリストア用サーバを構成しておきます。
このデータ管理に対して必要な作業がなかなかイメージしにくい、ましてやどのくらいの工数がかかるのか、との声をいただいていました。そうした声にお応えして今回はCyber Recovery Solutionの簡易運用ガイドを作成させていただきました。
作業手順や必要な工数見積もりのイメージの補完につながれば幸いです。