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14 メッセージ

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2022年1月19日 22:00

vSANReadyNode(740xd)にてBOSSにESXiをインストールした場合

vSAN ReadyNode(740xd)にてBOSSにESXi7.0をインストールしたい場合、

①BootModeはUEFIが推奨となりますでしょうか。BIOSでも可能でしょうか。
 ※CAD利用が想定される為、NVIDIA A40のGPUを積んでいます

②BootModeがUEFIの場合、BIOS側でも電源管理等に関する設定を行っても適応されるんでしょうか。
 ※BootModeがBIOSでないと意味がないとかないですよね。。。

③こちらの事象を回避する為には、ESX側の電源管理を[高パフォーマンス]にする事で回避出来るのでしょうか。
  https://kb.vmware.com/s/article/1018206?lang=ja

④③+BIOS設定で下記を設定すれば回避可能でしょうか。
[CPU Power Management=Maximum Performance]
[C1E=Disable]
[C States=Enable]
※上記、設定値はあってますかね。。。

4 Operator

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878 メッセージ

2022年1月20日 00:00

Boot Mode で UEFI/BIOS の違いはありますが、設定画面等は通例的に BIOS 設定と読んているだけで、PowerEdge の BIOS 画面、iDRAC などでの変更は当然 UEFI/BIOS それぞれのモードで有効です。

今後の vSphere、特に TPM2.0 モジュールを積んでいるケースが多く、セキュリティの向上の観点でも UEFI が推奨です。

PowerEdge も 650/750 など Ice Lake-SP を搭載している最新モデルは UEFI Boot Only ですので、その観点でも合わせておいた方が今後の運用上も良いと考えます。
※ 次期 vSphere バージョンまでは BIOS モードもサポートされますが、段階的に非推奨となります。


また、最新の vSphere 7.0u2 以降では ESXi Configuration Encryption がデフォルトで有効化され、起動デバイスの情報が保護されるようになっています。

TPM 2.0 モジュールが搭載している場合は TPM を利用して起動デバイスの構成情報が暗号化保護されます。※ TPM が無い場合は難読化されるだけ

その他、vSphere 7.0u2 以降の vSphere Native Key Provider の機能や Key Persistence の機能など、セキュリティ向上のための機能が強化されているので、あらかじめ UEFI で構成しておくのが良いです。

 

パワー設定で "High Performance"  や "Performance" などに設定すると、C1E、C-State は Turbo Boost と合わせて無効化されますので、基本はパワー設定の方でコントロールしてください。

恐らく PowerEdge だと "System Profile" で "Performance" を選んだはずです。

その上で、ESXi 上の設定もデフォルトの "バランシング済み" から "高パフォーマンス" に変更します。

これら設定すると、Intel Turbo Boost などの機能は利用できなくなりますのでご注意ください(定格で安定して動かして、クロック上限調整時の遅延・ラグをなくします)

一昨年に個人ブログで恐縮ですが以下今回記載したポイントをまとめておりますので、以下参照頂けると幸いです。(※元の情報ソースである Performance Best Practice などへのリンクも含めてあります)

https://kwmtlog.blogspot.com/2020/12/vspherebestpractice2021.html#hostsettings

ご参考まで

 

14 メッセージ

2022年1月20日 22:00

色々と情報を頂きまして、ありがとうございます!
ブログの方でも細かい内容を纏めて頂けておりましたので、詳細確認して設計検討したいと思います。

4 Operator

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878 メッセージ

2022年3月14日 05:00

時間が空いてしまいましたが、昨年リリースされていた以下の Technical Paper に BIOS/ESXi それぞれの電力設定による消費電力、パフォーマンスの差について良くまとまっていたので参考までご紹介します。

バランスモードとパフォーマンスモードでの消費電力の違いや、動作クロックの違いなど実機結果がまとまっているので参考になるかと思います。

特に後半のアプリ特性にもよりますが、バランスモードの方が Turbo Boost の Max までクロックを上手く使える事による性能発揮が確認できますので、様々な負荷状況・負荷発生時間が混在する仮想化環境であればバランスモードの方がやはり効率よく CPU を使う事になりそうです。

負荷の傾向などがはっきりしており、その際に安定した高い性能を提供するという用途にはパフォーマンスモードが適していると思われます。

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