[PowerStore] Windows Admin CenterでPowerStoreを操作しよう!!

こんにちは、ネットワールドのストレージ担当です。
すがすがしい初夏の季節となりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。
今回は、「Windows Admin Center」とPowerStore連携に関して紹介していきたいと思います。

皆様、「Windows Admin Center」はご存知でしょうか。
Windows Admin Centerは追加費用なしで利用することができるWindows Server用のリモート管理ツールです。
物理、仮想、オンプレ、Azureと様々な環境のWindows Serverをブラウザベースの画面から管理することができます。
Windows Server2019をインストール・ログインすると表示される見慣れないダイアログが表示されますが、心当たりはありませんでしょうか。

意外と知られていないのですが、サーバーチームに確認したところ、使っているお客様って結構いるよねってことでした!!
このWindows Admin Centerから我らがPowerStoreも管理・操作できてしまうということなので、早速トライしてみました。AdminCenterからPowerStoreに対して操作できる内容ですが、簡単にまとめると以下となります。

＜操作可能なこと＞
Overview：PowerStoreの概要や容量・パフォーマンス・Windowsのインベントリ情報の表示
Hosts and Hosts Groups：ホスト/ホストグループの登録（Windowsホスト）
Volumes：ボリュームの作成/削除/ホストへの割り当て操作
Volume Groups：ボリュームグループの作成/削除

「参考資料：Dell PowerStore Manager for Windows Admin Center User Guide」

 

それでは、早速Windows Admin CenterにPowerStoreプラグインをインストールしてみましょう!!
インストールは超簡単、Admin Centerの設定メニューから[ゲートウェイ]-[拡張]を選択して、拡張機能画面を表示します。次に検索ウィンドウで「PowerStore」と入力して検索すると、プラグインが表示されるのでインストールをクリックするのみです!!

 

プラグインが追加できたら、次に管理するPowerStoreの登録となります。
インストールが完了すると、以下のような登録メニューが追加されます!!

 

インストールも簡単、あとはクラスタを登録したら終わりかと思いきや、まさかまさかPowerStoreの登録で躓いてしまいました。そう、PowerStoreの登録には、証明書のインストールが必要になり、この手順が抜けていました…

 証明書インストール後は、難なく登録完了です。

登録が完了すると、早速PowerStoreの概要情報を確認することが出来ちゃいます。さらにさらに、Windowsホストの登録やボリュームの作成、さらに割り当てまでPowerStore Managerを介することなく操作が出来ちゃいます。実際に私も操作してみたのですがサクサク動いて、使い勝手もかなり良い感じです!!

 

皆様、如何だったでしょうか。Windows Serverを運用管理していて、かつPowerStoreを導入しているお客様は騙されたと思ってぜひ一度お試し下さい。ストレージを管理されたことのない方でも非常にシンプルに直感的に操作することが出来ちゃいます。Dell Technologies World 2022では、新ハードウェアやPowerStoreOS3.0の発表もあり、PowerStoreの勢いはますます加速していきそうですね!!

では、また次回をお楽しみに。

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