［GeekGirls］ 第9弾　Girlsの葛藤？

前回の再開から半年以上の月日が流れ・・

今回のGeekGirlsは「虎ノ門のおしゃれな社員食堂」で集合。Ayanoさんのおかげで東京タワーまで見える素敵な個室を用意してもらいました。

登場人物

Ayano：GeekGirlsの中ではぶっちぎりの出世頭。歳と共にう　まれた新人との年齢差に悩む微妙な年頃。

 MDK：しっかり中堅としての立ち位置を自覚して仕事に励む毎日。老眼になってもITエンジニアでいることに疑問を抱き始めた今日この頃。 

Haruka：穏やかな笑顔で実は本質を鋭く見ているエンジニア。先輩からも信頼を得ているが、周りへの心遣いもその理由の一つ。

Ena：Geek Girlsの中では一番の若手。老練エンジニアからはAI向き、と称されるが本人はスローライフに心はせる。

愛社精神？

GeekGirls：おお！素晴らしい眺め！

Haruka：こんなに素敵な社食があるなら愛社精神も自然と湧いてきますねえ。

Ayano：会社のファシリティってことよりも、今一緒に働いている人が好き！だから頑張ろう、という気持ちが強いけどね。

MDK：確かに私も一緒に働いている人！プラス、今自分がしていることをある程度軌道に乗せたいっていう気持ち。

Haruka：わかる！今やってることをもうちょっと突き詰められたらと思いますよね。

動画世代

Ayas：皆さんそれぞれの持ち場で相変らず頑張ってますね！ところで新人の季節ですが。

Ayano：自分が歳をとるにつれて新人さんと年齢差が開いてきてるので悩むことが多くなりました。

Haruka：というと？

Ayano：世代間のギャップかな。最近一番の衝撃は動画の文化！マニュアルを読まないで動画を1.5倍速とかにして見てる新人が多い。

MDK：時代ですねえ。タイパってやつ。

Ena：私自身マニュアル熟読派でしたけど、今はお客様へのアップデートは動画提供することが多いです。

Haruka：ええええ、私まだPDF提供してる・・古いのか！

Ena：ハードウェアの交換とかなら動画のほうが断然わかりやすいですから。

Ayano：若手エンジニアさんなんてお客様への成果物である手順書を納品する、っていう時にイメージしにくいみたい。え！PDFにするんですか！みたいな。

MDK：若い子が「社会人になって初めてPowerPointとかWord使った！」って言ったのにはびっくりした・・私なんて情報工学やってたのにレポートは手書き！なので大して参考にはならないかもだけど。

Ayano：そうそう。去年の新人は論文はスマホで書いたと。配属されてきた新人がExcel使えなかったのにはびっくりした。

どこまで？

Ayano：「パープル企業」ってのも今あるみたい。今までのブラック企業、ホワイト企業、的な分け方のようだけど。あまりに緩すぎて成長しないのではないか、って若者に思わせるような企業。

Ayas：がっつり昭和な私からすると、そう思うなら自分からなんかやれよ、って思ってしまうけど。

MDK：確かにそうだけど、ほんとに何も知らない新人だと何をすればいいのかわからないのだと思う。

Ayano：どこまで教えるべきなのか。ここは自分で考えてほしいな、っていうラインを引く場所も難しい。どこまで厳しくするか、も迷うところ。

MDK：ハラスメント！とかになりかねないですからね。私はいいなって思う人の技を盗み見て真似っこしてたけど。

Ayano：リモートがかなり浸透して新人が先輩のやり方を実際見る機会がかなり減ってる。見て感じて学ぶチャンスが少ないんだよね。

電話でお客様と話すときの雰囲気やうまい聞き方は実際に体験してみないとわからない部分が多いと思う。

だからってそういうのを動画にして教えるのか！ってなると？？？

原点回帰

Ayas：悩みどころはいろいろありそうですが、結局IT業界にずっといたいですか？

MDK：IT業界に入りたくて大学でも勉強して、やりたかった仕事はできてるけど、すごいお金持ちになったら農業とかの自給自足の生活にあこがれる気持ちもあります。

前提としてすごいお金持ちになったらなので、多分ずっとITにいると思うけど。

Ena：私は好きな場所を見つけたのでスローライフ希望です。

Haruka：それはお金持ちになったらという前提で？

Ena：お金持ちにならなくても！

Geek Girls ：へええ！

Haruka：私は都会好きだし、虫嫌いだし・・ITにこだわりがあるわけじゃないけど周りにたくさん尊敬できるすごい人がいるし、この仕事してればボケない気がするので当分IT業界にいるかな。

Ayano：私はちょっとまだわからない。そろそろ自分の次のステップを考えなきゃなっていうのはあるけど。

今の仕事環境はある程度時間を調整しやすいから、親の介護とか将来の事考えるとこの業界にいるのはかなりメリットがあるとは思う。（って他の業界やったことないけど！）

Ena：偉大なエンジニアさんとか、いろんな人が集まっているIT業界っておもしろいって思います。

MDK：老眼になってもこの仕事をするのか、ITエンジニアとして働くのか、と考えると原点回帰もあり。文明が発達する前の人間の姿、農業とか狩りとかする生活ってことね。

AIには狩りはできないから・・・

Ayano：私は山菜取りくらいで・・

IT業界で頑張るGeek Girlsにもそれぞれの分岐点が来ているみたい・・