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Isilon/PowerScaleのノードを追加した時のAutoBalanceについて
Isilon/PowerScaleのノードを追加した時に、各ノードのデータの平準化を実施するために、
AutoBalanceジョブが動作すると認識しております。
例えば、ノード1~3の構成で各ノードのHDD使用率がそれぞれ60%の場合、そこにノード4~6を追加すると、
AutoBalanceジョブによってデータの平準化が実施され各ノードのHDD使用率は30%くらいになると思います。
このデータの平準化は異なるモデルを追加した時も実施されると思います。
実際に、下記の構成では自動的にデータの平準化が実施されました。
NL400(4ノード)にH400(6ノード)を追加(OneFS8.1.2)
しかし、下記の構成ではデータの平準化が実施されませんでした。
X210(5ノード)+H400(4ノード)の構成にA300(4ノード)を追加(OneFS9.5.0.3)
X210(5ノード)+A200(4ノード)の構成にA300L(4ノード)を追加(OneFS9.4.0.13)
ノード追加を実施した時にMultiScanジョブ(AutoBalance含むと思います)が
自動で実行されていたのは確認しているのですが、
このジョブが完了してもデータの平準化が実施されていませんでした。
OneFSのバージョンが変わって仕様が変わったのでしょうか?
それとも、MultiScanの場合はStorage poolが3つになるとデータの平準化が
実施されないという事がありますでしょうか?
一応、AutoBalanceジョブを手動で実行すると、データの平準化が実施されました。
ご確認を宜しくお願い致します。
Uehara Y.
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2023年12月18日 03:16
tokataさん
ドキュメント、KB、SR、社内コミュニティなどを確認してみてもMultiscanジョブの仕様が変わったというような情報は出てきませんでした。
見つけられた有益な情報は、OneFS 9.5が出たタイミング(2023年1月)と同時期に公開されたDell PowerScale OneFS: Technical Overviewにおいても、MultiScanジョブの定義は「Runs Collect and AutoBalance jobs concurrently.」というように変更されていないというものです(AutoBalanceが含まれています)。
また、社内コミュニティでも2023年5月の時点でノード間の保存データ量にばらつきがあるという問題に対して「MultiScanを実行してみて」というような回答がついていたりします。
これらを鑑みると、OneFSのバージョンが変わって仕様が変わったということはなく、tokataさんの環境で何か問題が発生していた可能性が高そうです。
(手動でAutoBalanceを実行すると想定通りの動きをしたということなので、MultiScanジョブが動作していた際に何らかの理由でAutoBalanceは実行されなかったと考えるのが自然な気がします)
KZ-2011
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2023年12月19日 10:59
tokataさん
ノード追加時は、追加する全てのノードをクラスタに追加した後にMultiscan/Autobalanceを実行しないとアンバランスの状態になり得ます。
以下のような流れでノード追加すると、ノードプール間のバラつきは起きません。
1) 最初のノード追加時にMultiscanが自動実行される(一旦このMultiscanは放置)
2) 後続のノードを追加
3) 全てのノード追加が終わったタイミングで自動実行されたMultiscanを手動停止
4) Multiscanを手動実行
また、これは昔も今も変わっていません。
ご参考になれば幸いです。
(編集済)