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January 4th, 2023 22:00

Dell PowerFlex is now available on AWS

Itzikr's Blog 日本語翻訳版


*オリジナルブログは以下URLから参照可能です

https://volumes.blog/2022/11/21/dell-powerflex-is-now-available-on-aws/

 

 

APEXポートフォリオの一環としてDell PowerFlexがAWS Marketplaceで手に入るようになりました。

これによりミッションクリティカルなパフォーマンス、拡張性、防御性を備えたPowerFlexの管理がそれまでのクラウド資産とともに運用可能となります。Dell PowerFlexはパブリッククラウド上に展開されたProject Alpine初のストレージソフトウェアでありAWSのデータプロテクションポートフォリオを補完します。
今日ほとんどのIT環境はパブリック・プライベートクラウドの混合型になっています。APEXをはじめとするDellTechnologiesが提供するアズ・ア・サービスや、クラウドソリューションはマルチクラウドに伴う運用の複雑化をお客様のアプリケーションやデータに対してシンプルなクラウド体験で提供することによって防ぐことができます。パブリッククラウド上でのストレージソフトウェア提供はその一つであり、どんな環境下でも変わらない操作性を、そして運用の利便性をお客様へ提供します。

 

Project Alpineの実現


2022年1月に始めて発表されたProject Alpine(Project Alpine)これはファイル、ブロック、そしてオブジェクトストレージをストレージソフトウェアとしてパブリッククラウド上で展開しそのデータモビリティと安定した機能性をオンプレのみではなくクラウド上でも提供するものです。
そして同年5月のDell Technologies Worldで我々のソフトウェアイノベーション、また高度なデータサービス、機能をパブリッククラウドで提供することにより、お客様のビジネスにどれだけ有効であるかということを実例を使ってお知らせしました。例えばクラウドバースティング対応、災害対策、テスト検証環境、クラウドベースの統計検証などで。

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手始めにPowerScale(スケールアウト型NAS)の詳細情報はこちらこちらで。

 


そして今回AWS MarketplaceのDell PowerFlexが実現しました。

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なぜPowerFlexとAWSなのか?


既存のPowerFlexをお使いのお客様にとってその理由はいたってシンプルです。オンプレのPowerFlexが提供する高パフォーマンス性や高いスケールアウト性をそっくりそのままAWS上でも享受できるのですから。データベース、アプリケーション、DevOps環境そしてバックアップ、災対環境、などのあらゆるワークロードを含め、高いパフォーマンス性を持たせた一つのプラットフォームに統合することが可能になります。 

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AWSでより良い連携を


PowerFlex のスケールアウト性と耐久性が光るのはAWSサービスと連携した場合です。PowerFlex の持つ独自のスケールアウト機能によって線形的にスケールアウトとパフォーマンス向上が、マルチAZファイルシステム耐久性をさらに強化します。

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AWS でのテストでは、PowerFlex が 4 ~ 128 インスタンス (128 インスタンスをはるかに超えて拡張可能) にスケーリングし、ミリセカンド級のレイテンシで線形スケールを提供する独自の機能を実証しています。独自のマルチ AZファイルシステム 耐久性 – 他のクラウド ブロック ソリューションには、このようなオプションはありません。PowerFlex障害セットをゾーン全体に配置することで高い耐久性と7つのグループ制限の問題も解決します。

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設定ウィザードではPowerFlexを1つのリージョン内で複数のAZ に分散可能です。これは単体AZファイルシステム構成でも同じですがいくつかの違いがあります。

複数AZファイスシステム 構成では障害セットが(可能性は低いですが)全AZ障害に備える為に使われます。データロストはなしということです。(注意:AZファイルシステムにつき一つの障害セット設定の場合)メタデータマネージャー(MDMs) も耐障害のために分散管理されます。マルチAZ構成でのストレージデータサーバ(SDS)インスタンス最小構成は9になります。これ以上になる場合3の倍数換算となりSDS内の障害セットと同数になります。こうすることでSDS容量拡張とそのパフォーマンスの均衡を保つわけです。障害セット(Fault Sets)に関するもっと詳しい情報はPowerFlex関連資料にあります。
少数のインスタンスでのパフォーマンス、という観点ではEBSかEC2インスタンス(Store native NVMe)で使いやすさ重視かパフォーマンス重視かの選択肢もあります。

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PowerFlex EBS ボリューム対EC2 Instance Storeについて・・・
EBSボリュームは永続的ストレージなのでサービス料を払いさえすればインスタンスがシャットダウンされたとしてもデータは残ります。
EC2 Instance StoreはNVMe SSD ドライブをローカルインスタンスとして使用します。そのためインスタンスをシャットダウンするとデータがなくなる可能性があります。というのもインスタンスが
同じ場所(サーバー)から立ち上がってくるとは必ずしも言えない為です。そのためバックアップソリューションで(Data Domain Virtual Editionなどのような)データを守る必要があります。

EBSで EC2と同じパフォーマンスを出すためにはインスタンス数を増やす必要があり、パフォーマンス要件を満たすために膨大な費用がかかる可能性もあります。


そして私たちはオンプレのPowerFlex と全く同じインターフェースと機能性をクラウド上のPowerFlex でも約束しています。

デプロイの細かい情報はこちらの動画で確認できます。(AWS AZ環境でのPowerFlexデプロイ方法)

すでに大型顧客向けにAWS上のPowerFlex プロジェクトは進行していますがこの素晴らしいストレージソフトウェアがAWSだけではなく他のパブリッククラウドでも提供できるようになる日が楽しみでなりません。まだまだ目が離せないのでご期待ください。


ラスベガスで行われているAWS Re:Invent 2022 (Nov 28 – Dec 2nd)に足を運ぶ機会がある人はThe VenetianのDell Technologies Expo booth (#2745)に是非寄ってください。ミッションクリティカルなワークロードにぴったりなストレージをAWS上で展開する為の情報が盛りだくさんですから。

 

AWS上のPowerFlexデプロイメント詳細情報


AWS デプロイメントウィザードを使ったPowerFlex展開のための条件はこちらです。

• AWSアカウントログイン

o アクセスキーID
o セキュアアクセスキー
o トークン(任意)


• AWSインフラのプロビジョン権限 (VPC, security groups, など)

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AWS デプロイメントウィザードを使うとPowerFlex をAWSでデプロイするためのオプションやデプロイ完了後のクラスタ拡張(もしくは削除)、クラスタ管理、またAWSクレデンシャルなどの情報を管理できます。

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アクセスIDとシークレットアクセスキーが認証されれば後は数ステップでPowerFlexをAWS上にデプロイできます。以下がその手順になります。


1) デプロイしたいAWS リージョンを選択
2)ドロップダウンリストからストレージタイプを選択(EBSもしくはEC2 Instance Store)また、シングルAZかマルチAZかの選択
3)デプロイメント名の入力
4)ブロックストレージキャパシティの設定(つまりこれでPowerFlexのデプロイができるということ)

以下が現状デプロイできるAWSリージョンのリスト
• N. Virginia (us-east-1)
• Ohio (us-east-2)
• N. California (us-west-1)
• Oregon (us-west-2)

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ウィザードでデプロイの構成確認ができるので変更が必要であれば前の手順に戻って修正が可能です。
そして“Deploy Now”をクリックすれば完了となります。


Usable Storage(使用可能なストレージ)
• ユーザーで設定可能
• インスタンス数ベースでのノード数
• 最小ノード数=3
• 使用可能なストレージ計算=インスタンス数+スペアの割合

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デプロイが完了するとロケーションと容量リストが表示されこのロケーションがマルチAZ設定のポイントになります。

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そしてこのAWSリストとPowerFlex Element Manager表示の比較でもっと簡単にエレメント管理が可能になります。

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下図が PowerFlex element managerの表示(SDS名はAWSコンソールに表示されたインスタンス名に対応)

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下にあるポップアップ表示をクリックすれば全体像をステップバイステップで確認できます。

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追加情報

Dell puts PowerFlex into AWS – Blocks and Files

Dell Brings PowerFlex Hybrid, Multi-Cloud Storage to AWS – (sdxcentral.com)

Dell PowerFlex in AWS Marketplace Available Now – StorageReview.com

Dell PowerFlex comes to AWS for hybrid cloud storage (techtarget.com)

 

翻訳者:ayas

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