システムを起動し、"Press <Ctrl-E>..."のメッセージが表示されたタイミングでCtrlキーとEキーを同時に押します。
iDRAC6 Configuration Utilityが起動したら、画面下部の操作キーを参照し"iDRAC6 LAN"をOnに設定します。
LAN Parametersを選択し以下を設定します。
名称 | 説明 |
---|---|
Dedicated(専用) | リモートアクセス側のデバイスがRemote Access Controller(RAC)上の利用可能な管理専用ネットワークインターフェイスを利用できるようにするにはこのオプションを選択します。 このインターフェイスは、ホストオペレーティングシステムと共有されず、管理トラフィックをアプリケーショントラフィックと切り離して別々の物理ネットワークに送ります。 |
Shared(共有) | ホストオペレーティングシステムとのネットワークインターフェイスを共有するにはこのオプションを選択します。 このオプションではNIC1だけを通してデータを送ります。 NIC1が不通になると、リモートアクセスデバイスへはアクセスできなくなります。 |
Shared with Failover LOM2(フェイルオーバー付きで共有(LOM2)) | ホストオペレーティングシステムとネットワークインターフェイスを共有するにはこのオプションを選択します。 このオプションでは、まずNIC1だけを通してデータを送ります。 NIC1が不通になると、リモートアクセスデバイスはすべてのデータ送信でNIC2にフェイルオーバーします。 NIC1が回復しても、リモートアクセスデバイスは引き続きデータ送信にNIC2を使用します。 NIC2が不通になると、リモートアクセスデバイスはすべてのデータ送信でNIC1にフェイルオーバーします。 |
Shared with Failover All LOMs(フェイルオーバー付きで共有(すべてのLOM)) | ホストオペレーティングシステムとネットワークインターフェイスを共有するにはこのオプションを選択します。 このオプションでは、まずNIC1だけを通してデータを送ります。 NIC1が不通になると、リモートアクセスデバイスはすべてのデータ送信でNIC2にフェイルオーバーします。 NIC1が回復しても、リモートアクセスデバイスは引き続きデータ送信にNIC2を使用します。 NIC2が不通になると、リモートアクセスデバイスはすべてのデータ送信でNIC3にフェイルオーバーします。 |
設定後はESCキーを2回押して"Save Changes and EXIT"を選択し設定を保存します。
インターネットブラウザより"https://iDRAC6のIPアドレス"にてウェブインターフェイスへアクセスし、管理者権限にてログイン可能かを確認します。
*デフォルトユーザー名:root、デフォルトパスワード:calvin
ウェブインターフェイスへアクセスできることを確認します。
以上で作業は完了です。